PS3の内蔵ハードディスク交換

日立 HGST 2.5インチHDD(SerialATA)/容量:500GB/回転数:5400rpm/キャッシュ:8MB HTS545050B9A300先日購入したPlayStation 3専用の地上デジタルレコーダーキット『torne(トルネ)』。今のところまだ活用の機会は少ないのですが、今後ワールドカップの気になる試合や深夜に放送される昔の洋画や海外ドラマなどを録画する機会が増えてきそうな予感がするので今のうちに我が家のPS3(CECH-2000A)の内蔵ハードディスクを大容量のものに交換しておくことにしました。

交換用に購入したHDDはHGST製の500GBのもので型番は『HTS545050B9A300』。ノートPCなどにも使われる回転数5,400rpm、キャッシュ8MBの一般的なS-ATAII接続のHDDです。同じく500GBのHDDでWesternDigitalの『WD5000BEVT』とどちらにするか悩んだのですが、ネットで情報を検索してみるとWD5000BEVTはロットにより(?)当たり外れが多いという記述をいくつか見かけたので今回はHGSTのものをチョイスしました。

交換の手順は既に数多のサイトで紹介されていますが、備忘録を兼ねてここにも書いておくことにします。


まずはバックアップ用にUSB接続のHDDを用意しましょう。これをPCに接続してFAT32でフォーマットしておきます。お使いのPCがWindows 2000/XPの場合、OSの標準機能だけでは32GB以上のHDDをFAT32にフォーマットすることが出来ませんのでBuffaloから提供されている「Disk Formatter」などのツールを使うと良いでしょう。フォーマットが完了したらPCから取り外してPS3に接続します。

100615_usbhdd - PS3の内蔵ハードディスク交換

PS3の電源を入れたらXMBより[設定]-[本体設定]-[バックアップユーティリティー]と辿り、選択肢の中から「バックアップ」を選びます。バックアップ先としてUSB接続のHDDが表示されるのでそれを選択するとバックアップ作業が始まります。

100615_bkdrive - PS3の内蔵ハードディスク交換

バックアップにかかる時間は環境にも依りますが数十分~数時間程度です。

100615_bknow - PS3の内蔵ハードディスク交換
100615_bkend - PS3の内蔵ハードディスク交換

バックアップが完了したらPS3の電源を切ってバックアップを取ったUSB接続のHDDを取り外しておきます。PS3に繋がっているコンセントなどのケーブル類もすべて抜いておきましょう。バックアップ作業直後はPS3本体や内蔵HDDがそれなりに熱くなっていると思いますので、しばらく時間を置いてから交換作業に取り掛かった方が良いでしょう。

この時間を利用して新しいHDDに取り替えた際にシステムファイルを再インストールする為に必要となるPlayStaion3 の システムソフトウェアを用意しておきましょう。

PCからPlayStaion3 の システムソフトウェアアップデートのページにアクセスし、最新のアップデータをダウンロードします。さきほどPS3から取り外したUSB接続のバックアップ用HDDをPCに接続し、中身を確認するとドライブの直下に「PS3」、その配下に「EXPORT」というフォルダが出来ていると思います。「EXPORT」と同じ階層に「UPDATE」というフォルダを作成し、その中にアップデータをコピーして準備完了です。

それでは実際に内蔵HDDを交換する作業に着手しましょう。まずは作業中に傷が付かないようタオルなどを用意し、その上に裏返したPS3本体を置きます。底面の手前側に長方形の小さなカバーがあるのでこれを爪で起こしてスライドさせると青色のネジが現れるのでこれをプラスドライバーで外します。ねじ山を潰すと後々面倒なので、適当なサイズのドライバーを選んで使ってください。

100615_cover - PS3の内蔵ハードディスク交換

青色ネジを完全に取り外すとフロントカバーが外れてスチール製のHDDマウントが顔を覗かせます。取っ手が付いているのでそれを起こしてゆっくり手前に引き出すとマウントに固定された純正ハードディスクにお目にかかれます。

100615_mount - PS3の内蔵ハードディスク交換

ちなみにわたしのPS3に入っていたのは東芝製の『MK1255GSX』でした。

100615_mk1255gsx - PS3の内蔵ハードディスク交換

マウントの4箇所のネジを外すと純正HDDが外れるので、あとは新たに用意した交換用HDDをこれまでと逆の手順で取り付けていけば物理的な交換作業は完了です。コンセントとAVケーブルを元の通りに繋ぎ直したら次にPS3のコントローラをUSBケーブルで接続し、システムソフトウェアのアップデータを収めたバックアップ用HDDをもう一方のUSB端子に接続してPS3の電源を投入しましょう。

PS3が起動すると下のような画面が出てシステムソフトウェアのアップデータを要求されます。最新のシステムソフトウェアはさきほどバックアップ用HDDの中に用意しているので指示通りSELECTとSTARTの同時押しを行います。

100615_syssoft - PS3の内蔵ハードディスク交換

画面の指示に従ってすすめていくとフォーマット作業と初期セットアップが完了です。初期セットアップの最後にユーザー名が要求されますが、これは後でリストアを行うことで以前の情報が復旧できるのでここでは適当に入力しておいてかまいません。

初期セットアップが完了したらXMBより[設定]-[本体設定]-[バックアップユーティリティー]と辿り、選択肢の中から「リストア」を選びます。これによりUSB HDD内にバックアップしたデータがPS3内に復旧されます。リストア作業にはバックアップと同程度の時間がかかります。

100615_restore - PS3の内蔵ハードディスク交換

これで作業はすべて完了です。本体情報でHDD容量を確認して全体容量が増えていることを確認しましょう。

100615_hddinfo - PS3の内蔵ハードディスク交換

ちょっと時間はかかりますが、作業自体は簡単ですね。

    この記事へのコメント

    メールアドレスが公開されることはありません。

    頂戴したコメントは管理者に承認されるまで表示されません。