『Raspberry Pi』(ラズベリーパイ)を無線LAN接続(※旧版)

Raspbian “wheezy”で動作している『Raspberry Pi』(ラズベリーパイ)を無線LAN接続できるようにしてみました。

追記 (2013/04/01)

以下で紹介しているのは「2012-07-15-wheezy-raspbian」上での方法になります。
「2012-09-18-wheezy-raspbian」以降のバージョンではドライバがカーネルに組込済のようなので以下の手順はオススメしません。

今回無線LAN化を実現するために使用したのは事前に購入しておいたPLANEXの無線LANアダプタ『GW-USValue-EZ』。一般にLinux環境での無線LANアダプタの使用はいろいろと問題が起こりがちなのですが、GW-USValue-EZはRealtek RTL8188CUSという比較的メジャーなチップを使用しているためDebianやUbuntuでの動作実績があり、Raspberry Piの公式フォーラム内にもセットアップ手順が紹介されているので安心です。

導入自体は簡単なのですが手順を記したドキュメントや途中表示されるメッセージがすべて英語なので拒否反応を示す方もいらっしゃるかもしれませんので、備忘録を兼ねてまとめておくことにします。折角の名刺サイズの小型端末が有線LANケーブルに束縛されて設置の自由度を奪われてしまうのは納得いかない…という方は是非試ししてみてください。


1. 最初にこちらのシェルファイルをダウンロードしてRaspbianを導入しているSDカードにコピーします。このシェルファイルは環境にあわせたドライバをインターネット経由でダウンロードしてきてくれるので有線LAN接続した状態で使用するか、あらかじめ環境毎に用意されたドライバを手動ダウンロードしてシェルとともにSDカードにコピーしたうえで使用する必要があります。今回は手っ取り早く有線LAN接続して使用することにします。

2. シェルファイルをコピーしたSDカードをRaspberry Piに戻し、有線LAN接続したら電源を投入。この段階で無線LANアダプタは接続しておく必要はありません。Raspbianが起動し、ログインが済んだら以下のコマンドを実行します。

sudo /boot/install-rtl8188cus.sh

3. 「Press any key to continue…」のメッセージが表示されたら、Enterキーを叩くなどして先にすすめます。画面の指示に従って進めて行くと接続先APのセキュリティ方式、SSID、パスワードの入力を求められるので利用する無線LAN環境に合わせた設定を行います。

4. 「Plug in the wifi adapter. It should start (以下略)…」のメッセージが表示されたらようやくGW-USValue-EZを接続。アダプタの青いLEDランプがチカチカと点滅し始めたのを確認したら何かしらキーを叩いて先にすすめます。

5. ドライバのインストールとAPへの接続が正常に行われると下のような画面が表示されます。Ctrl+Cでシェルを終了し、有線LANを抜いて念のために再起動したらRaspberry Piの無線LAN化は完了です。

120818_terminal - 『Raspberry Pi』(ラズベリーパイ)を無線LAN接続(※旧版)

なお、Raspberry PiはUSBポートが2つしかないので無線LANアダプタを接続すると、キーボードとマウスはUSBハブを介して接続しなければならなくなります。しかし、無線LANアダプタは比較的消費電力が多いためバスパワーのUSBハブを使ってキーボードやマウスを接続すると電力不足でUSB接続機器全ての動作がおかしくなってしまうほかRaspberry Pi本体も不安定になってしまうので、必ずセルフパワーのUSBハブをご使用ください。

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