ThinkPad SL300にWindows 8をインストール

2009年2月に嫁用PCとして我が家にやってきたレノボの13型ノート『ThinkPad SL300』。購入から間もなく4年が経つということもありバッテリーの持ちこそ格段に落ちてしまいましたがそれ以外は特に問題もなく、スペック的にもCore2 Duo搭載ということで必要十分でいまだ現役として活躍中です。

当初はダウングレード権として付属していたWindows XP Proにて運用、その後サービスパックのリリースで安定してきた頃に本来のWindows Vista Businessに入れ替えて現在に至っているわけですが、Vistaはマイクロソフトの黒歴史としてかつてのMe同様無かったことされてしまう感が漂い始めているのでアップグレード版が安価に提供されている今のうちのSL300をWindows 8に乗り換えておくことにしました。

そこでWindows 8のリリース直後の10月末にダウンロード販売が開始されたアップグレード版を早速購入しておいたのですが、ダウンロード版では32bit版Windows XP/Vista/7からは32bit版Windows 8へしかアップグレードできない模様。折角64bit対応CPUとメモリ4GBを積んでることもあり今回は64bit版をインストールしたかったので、32/64bit双方のアップグレード用ディスクがセットになった「バックアップ DVD」メディアを同時注文。それから待たされること約20日、ようやくバックアップ DVDが到着したのでSL300へ64bit版Windows 8のインストールを行いました。


121118_win8dvd - ThinkPad SL300にWindows 8をインストール

Windows 8のアップグレード版ではWindows 7からはファイル、アプリ、設定の多くを、XPやVistaからの場合は一部ファイルだけを残してのアップグレードが可能ですが、移行元の旧WindowsがインストールされているHDDに対してはクリーンインストールすることも可能。OSの変更といった場合には以前の環境が残っていると何かしら問題が発生することが多いのでクリーンインストールで一度まっさらにしてしまう方がオススメ。今回わたしの場合は32bitから64bitへの変更ということもあるので迷いなくクリーンインストールを選択。

64bit版のアップグレードディスクをSL300にセットしたら一度電源を落として再起動し、DVDドライブからブートさせることでインストール作業開始。プロダクトキーの入力後にインストールの種類として「アップグレード」か「カスタム」かの選択を迫られるのでクリーンインストールを行う今回はカスタムを選択。そこでパーティションの変更やドライブのフォーマットが行えるので、もう使用することはないであろうThinkPadのメンテナンス用パーティションを削除して1つに統合。あとはしばらく放置しておくだけでインストール作業は自動で進み、最後に無線LANの設定や初期ユーザの登録を済ませたらWindows 8が無事に起動しました。

121118_win8start - ThinkPad SL300にWindows 8をインストール

最新OSということで有線・無線LANやビデオ、サウンドなどのデバイスのうちメジャーものについてはドライバがあらかじめ用意されているようでこのままでも普通に使用できるのですが、デバイスマネージャを開くと4つほど正しく認識されていないデバイスがありしたので念のためこちらを解消しておくことに。

121118_win8device - ThinkPad SL300にWindows 8をインストール

このうち「基本システム デバイス」の2つはWindows 7用の「Ricoh マルチ・カード・リーダー ドライバー」(6AX801WW)、「不明なデバイス」のうち1つはVista/XP用の「ThinkPad省電力ドライバー」(6AKU05WJ)をレノボのウェブサイトからダウンロードしてインストールすることで解消できます。

ただ、残る1つの「不明なデバイス」だけがどうにも解消できません。デバイスIDを見ると「ATK0101」となっていて「ATK ホットキー ドライバー」を求めているように見受けられるのですがWindows 7用の「ATK ホットキー ドライバー」(6AG802WW)をインストールしてもOSの違いによるものなのか正しく認識できません。若干気持ちわるい状態ではありますがホットキー ドライバーが無くても画面の照度調節などの一部ホットキーはWindows 8側で対応してくれているらしく操作可能なうえ、それ以外についてもWindows側でどうにでも操作することは可能なのでとりあえず見なかったことに(苦笑)。LenovoからWindows 8用のドライバが提供される可能性も低いので放置しておくことにします。(解決法をご存知の方がいらっしゃれば教えてください)

その後いろいろと確認しているとUSBマウスを接続したタイミングでデバイスマネージャ上でUltraNavが正しく認識されていない状態となったのでWindows 7用の「UltraNav ドライバー」(6ATI02WW)をインストールして解決。最後にSL300にも対応するWindows 8用の「ThinkVantage ハードディスク・アクティブプロテクション・システム」(G1SK57WJ)がLenovoからリリースされていたのでこちらも念のためにインストール。

最後に2013年1月31日まで無料で提供されている「Windows 8 Media Center Pack」のプロダクトキーを先に入手しておいたのでこれを有効化。こちらの作業には20分ちかく時間がかかったため「固まってる?」と少し焦りましたが、どうも認証サーバが混雑していて時間がかかっていた模様。その後無事に再起動が走って正しくインストールされていることを確認しました。

121118_win8pro - ThinkPad SL300にWindows 8をインストール

この状態でしばらく触っていますが何ら問題もなく動作しています。Vistaよりも軽快に感じられる場面が多くなかなか好感触です。起動時に毎回表示されるタイル画面とデスクトップからのアプリケーション起動手順は少々うざったいですが、そこさえ慣れてしまえばVistaより良い感じです。

追記 (2012/12/11)

「ATK ホットキー ドライバー」の件、一応解決しました。

Windows 7 64ビットなどに対応した現時点で最新の「ATK ホットキー ドライバー」(6AG802WW)をダウンロードして展開、そのままインストールを開始するとユーザのTempフォルダ内に必要なファイルが展開されます。このうち直下に「dotnetinstaller.exe」と「corecomp.ini」及び英数字のフォルダの3つが含まれるものを探し、そこにあるフォルダだけをデスクトップなどにコピーしたらインストールは「Cancel」で終わらせてかまいません。

あとはデバイスマネージャ中より「不明なデバイス」のドライバとしてさきほどコピーしたフォルダを指定することでATKドライバが正しく認識されるようになります。「不明なデバイスが気持ち悪い!」という方はお試しください。

    この記事へのコメント

    メールアドレスが公開されることはありません。

    頂戴したコメントは管理者に承認されるまで表示されません。