月: 2004年8月

夜間の撮影において注意すべきデジタルカメラならではの各種ノイズ

デジタルカメラへの機材移行より撮った写真の出来栄えをその場で確認できるようになったことに加え、フィルムのロスを恐れることなく好きなだけ撮り直せるようになったこともあり最近夜景や星空の撮影にも積極的に挑戦するようになりました。

星空を撮影する場合、シャッターを数十秒~数分単位で開けておくことが多いのでストップウォッチ片手にレリーズでシャッタースピードを調整したいところですが、生憎『Nikon D70』はケーブルレリーズや有線のリモートコントローラーを取り付けられないので別売りの『Nikon リモコン ML-L3』を使って操作します。

シャッタースピードを「タイム」に設定した状態でリモコンのボタンを押すと露光開始、もう一回押せば露光終了といった感じで使い勝手はケーブルレリーズと大差ないように思えますが、本体側受光部が前面にあるせいで手が見切れてしまったりうまく通信出来ずにシャッターを操作できていなかったり…と思いのほか不便な仕様。

それでも試行錯誤の末に撮った一枚が会心の出来であれば苦労も充実感に変わろうというものですが…露光時間が30秒を超えるような画像に限って軒並み赤いモヤのようなものが映り込んでしまっていて「おやおや?」と。