先日HP Directplusで注文しておいた『HP Compaq Business Desktop dx6100 ST/CT』が到着しました。
海外メーカーのHPですが、今回注文したdx6100を含む一部モデルは東京で組み立てを行っているらしく納期までにかかった日数は5営業日ほど。思いのほか早かったです。
HPのロゴがプリントされた梱包は意外に小さめ。HPのコンシューマ向けPCを設計・製造しているのは先に吸収合併された旧Compaqの部隊だと思われますが、システム屋の人間にとってHPのブランド力は絶大で『我が家にもあるHPの端末がぁー!』って気分になれます。
さっそくモニターやキーボードなどを繋いで起動すると…なんて静かなこと!Micro BTXをベースにしたと思われる独自の内部構造で、大型ファンを使って前面から取り込んだ冷気が専用の導風カバーの内側を通ってCPU周辺まで導かれる作りとなっており、必要以上に回転数をあげなくとも冷却に支障をきたさないのだと思われます。
それでは記念にベンチマーク。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Dual Pentium4 2796.40MHz[GenuineIntel family F model 4 step 1]
VideoCard Intel(R) 82915G/GV/910GL Express Chipset Family
Resolution 1280×1024 (32Bit color)
Memory 1039,804 KByte
OS 5.1 (Build: 2600) Service Pack 2
Date 2004/12/23 11:29Intel(R) 82801FB/FBM Ultra ATA Storage Controllers – 266F
プライマリ IDE チャネル
LITE-ON CD-ROM LTN-487TIntel(R) 82801FB/FBM Ultra ATA Storage Controllers – 266F
セカンダリ IDE チャネル
ST3160023ASIntel(R) 82801FB Ultra ATA Storage Controllers – 2651
プライマリ IDE チャネルIntel(R) 82801FB Ultra ATA Storage Controllers – 2651
セカンダリ IDE チャネルALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
61216 142272 162292 236389 106700 211865 59Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
15658 14431 6669 416 54122 45490 3561 C:\100MB
HT対応CPUがDual CPUとして認識されているのがちょっと嬉しい。数値は、FSB 800MHzになった影響か、あるいは HT の効果でしょうか、これまで使っていた i815G + Pemtium3 1.2GHz 環境とは比べものになりません。とはいえ、旧端末でもPhotoshopやNikon Captureで画像編集をやっているとき以外はストレスを感じることが無かっただけに、dx6100 ST/CTのスペックを使い切る機会は少ないかもしれません。
一方、グラフィック性能はi915Gのオンボードのものを利用しているのでスコアは高くありませんが、旧世代のオンボード・グラフィックの印象からするとそれなりに頑張ってるのではないでしょうか。参考までに3DMark03にかけてみると多少のコマ落ちは見られましたが、思ったよりはスムーズに動いてくれてスコアは”1064″。最新のグラフィックボードには到底かなわないませんが、一部のヘビー級を除けば最近のゲームも問題なくプレイできるでしょう。
ただ、オンボードのアナログD-Sub15ピンでは描画が若干ぼやけた感じなので、DVI端子を備えた外部グラフィックボードの増設は検討の価値あり。スリムケースという形状のためLow Profile規格のものしか積めませんが、一応PCI Express(x16)ポートは用意されているので有意義に活用したいものです。
最後に駄目元で3DMark05を動かしてみましたが、こちらはさすがに無理があったようでFPSは終始1~5程度でトータルスコアは”292″という散々な値でした。