徳永英明『VOCALIST VINTAGE』

VOCALIST VINTAGE(初回限定盤B)徳永さんの最新カバーアルバム『VOCALIST VINTAGE』が本日発売となりました。

女性アーティストの楽曲をカバーして大ヒットを記録したこれまでの『VOCALIST』シリーズは2010年発売の『VOCALIST 4』をもってひとまず完結。今作はVOCALISTの名こそ冠してはいますが、昨年の東日本大震災から懸命に立ち直ろうとする人々の姿に戦後の高度成長を果たした頃の日本の姿を重ね合わせてその時代の人々を支えた昭和の名曲を歌うことで今の日本を元気づけたいとしてリリースされた作品でこれまでのVOCALISTとは一線を画す作品となっています。

先にリリースされた弘田三枝子『人形の家』を筆頭に美空ひばり『悲しい酒』や淡谷のり子の『別れのブルース』などいずれも心に響く名曲ながらどちらかというと暗かったり悲しかったりする印象の強い楽曲が多く選曲されていますが、VOCALISTシリーズで培われた作品作りは今作も健在。秀逸なアレンジとしっとり謳いあげる徳永さんの歌声とが見事に調和してオリジナルの雰囲気を壊すことなく新たなバラード作品として仕上げられており、オリジナルをご存知の方はもちろんそうでない方も存分に楽しめる内容になっています。


ちなみに、今回の『VOCALIST VINTAGE』もPVを収録したDVD付の『VOCALIST VINTAGE(初回限定盤A)』、ボーナストラックとして『上を向いて歩こう』のストリングスバージョンを収録した『VOCALIST VINTAGE(初回限定盤B)』、さらに『VOCALIST VINTAGE(通常盤)』と3種類がリリースされています。CDが売れないこの時代になんとしても売上枚数を積み増したいレコード会社の思惑なんでしょうが、ちょっとずつ内容を変えたものをリリースしてファンに何枚も買わせようとする”コンプガチャ”的な販売形態だけはいい加減にやめて頂きたいものです!

長年の徳永さんファンとしてこれまでなら初回限定盤A、Bの両方を買い揃えていたところですが、さすがにそろそろ嫌気がさして今回は初回限定盤Bのみ購入。これまでのユニバーサルのやり方からいくと、初回限定盤Aに付属するPVの内容は後日別のDVD作品にも収録されますからね。

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