インプレッサ G4に試乗

年内の車の買い替えに向けスバルのディーラーでインプレッサ G4に試乗してきました。

車を選ぶうえで譲れない条件のひとつに「CVTじゃない車」を掲げ、当初はトルコンAT採用のレクサスISやスカイラインなどのDセグメント車を検討していたのですが、嫁からの「大きすぎて運転が怖い」という意見を受けてスケールダウンを図るも売れ筋でもあるこのクラスの車はどれもこれもCVT…。

かろうじてマークX、ギャランフォルティス・ラリーアート、アクセラあたりが非CVTではあるもののいずれも惹かれる要素がゼロ。こうなったら百歩譲ってCVTも考慮に含めるほかあるまい…と投げやり気味になっていたところ、友人から「スバルのCVTはそんなに悪くないよ」と言われ試乗してみた次第。

2011年末にフルモデルチェンジした現行インプレッサは5ドアハッチバックの「インプレッサ SPORTS」と4ドアセダンの「インプレッサ G4」の2種類がラインナップされておりよく売れているのはSPORTSの方。しかし、一般的に開口部の広いハッチバックよりセダンの方がリアの剛性が高く走りが安定するし、見た目の好みもあってG4を選択。


ディーラーに用意してあった車輛は中間グレードの「2.0i」でAWD仕様のEyeSight無しモデル。外観はどことなくBMWっぽいですが、スバルの新しい意匠であるヘキサゴングリルとエッジの立ったデザインがうまくマッチしてると思います。

アメリカ市場の要求に合わせて大きくなりすぎた現行レガシィに代わる受け皿としての役割も課せられている新型インプレッサは内装の質感もワンランク上を目指した作り込みがなされているらしく、そう言われてみれば以前のスバル車のようなチープさはありません。現行レガシィの内装があまりに酷いので相対的に良く見えるだけかもしれませんが…。

運転席に乗り込んでシート合わせを行うと178cmのわたしがゆったりめにポジションをとっても後部座席には大人が無理なく着座出来るだけのスペースが確保されています。昨年試乗したレクサスISより断然広々としており、同行した嫁も「思ってたより全然広い!」と満足気。これなら子供をチャイルドシートに座らせるのもさぞかし楽なことでしょう。

この価格帯の車では省かれていることが多いテレスコ(ハンドルを前後に調整できる機構)がしっかり備わっているのも好印象です。

内装のチェックもひとしきり終えたらエンジン始動。通常、試乗にはお店の方が同乗されるケースが多いのですがちょうど店内に社員さんが一人しかいらっしゃらない状況だったので「好きに走ってきていいですよ」とのことで自分たちだけでスタート。

国道を離れ多少アクセルを踏み込める空港沿いのバイパスでトランスミッション周りの挙動をチェック。”CVTアレルギー”なわたしとしてはあのヌメーっとした起ち上がりと減速時のギクシャク感にどうしても違和感を感じてしまいますが、過去に経験したCVTに比べれば遥かにマシ。これなら許容範囲かも。

他には排気量2.0Lの割に加速が物足りないのが気になりましたが、どうやら燃費重視のため標準ではそのような設定になっている模様。Sモードを使えばそれらも大きく改善されるとのことなので機会があればもう一度試乗して確認してみたいところです。

車全体の剛性については以前三菱で試乗したギャランフォルティスと互角かわずかに劣るくらい?な感じ。とはいえ、同価格帯のトヨタや日産の車に比べればはるかに剛性は高いので特に不満を覚えることはないでしょう。ただ、一点だけどうしても慣れなかったのがシフトチェンジ。変速がパドルシフトのみでシフトレバーでは選択出来ないのです。マニュアル時代からの癖で運転中左手をシフトレバーの上に置いていることが多いうえ、わたしはAT車といえども積極的にエンジンブレーキを多様する人間なので出来ればシフトレバーでも操作できるようにしておいて欲しかった…。とはいえ、ハンドリングや足回りも悪くないし総合的に見れば良い意味で「普通にいいクルマ」でした。

これまでスポーツタイプの車に乗っていた身からすると、4ドア車へお乗り換えにあたってはどれを選ぶにしても何かしら妥協しないといけません。その上であんまり高い車を買うのも勿体ない気がするし、今回はインプレッサあたりでも良いのかな…と思えてきました。

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