昨年から使っていたDRETECのキッチンタイマー『シャボン6』ですが、裏面のマグネットがあまりに貧弱でボタン操作する際に貼り付けていた冷蔵庫からよく落下していたせいか液晶画面が故障し何も映らなくなってしまいました。保証期間も過ぎており修理に出ほどのものでもなかったので諦めて廃棄し、新しくタニタのデジタルタイマー『でか見えプラスタイマー(TD-395)』を購入。白、黒、ピンクの3色展開の商品ですが、普段冷蔵庫に貼り付けておくことを考慮して今回は無難に白をチョイスしました。
タニタといえば最近は”社員食堂”ばかり目立ってますが、さすが計測機器の専門メーカーだけあって製品の作りは堅実そのもの。以前のDRETECのものとは比較になりません。まぁ、店頭販売価格も倍近く違うのでその差が商品の作りに反映されてるというのもあるかもしれませんが、タニタの方は筐体の強度からして別格。液晶画面の品質も格段に良く文字もクッキリで見やすいうえ、斜めからの視認性も高いので設置場所を選びません。
時間設定は「秒」「1分」「3分」「5分」のボタンにて行います。1つ1つのボタンが大きいので調理中の汚れた手でも操作性しやすく、機能もシンプルなので説明書など読まなくても多くの方は直感だけで使いはじめることができます。ちなみに「秒」ボタンによる時間設定は1秒単位。料理で時間を指定する際に1秒単位…ということはまずあり得ないので10秒単位でも良かったんじゃないかと思いますが、これは同社の製品があくまで「料理にも使えるデジタルタイマー」であり「キッチンタイマー」と称されていないことと関係あるのかも。計測器メーカーとしての正確性に対するコダワリの現れなのかもしれません。
背面は左右に強いマグネットが取り付けられているので、冷蔵庫にしっかり貼り付いて簡単に外れる心配はありません。使用する電池はボタン形の『CR2032』。腕時計や車のスマートキーなどに広く利用されているボタン電池で100均などでも売られているので入手性に関しても問題はないでしょう。
シンプルな外観でお洒落なこのタイマーが我が家の台所で長く活躍してくれることを期待してます。