今月10日にも発表される予定の新型iPhoneをドコモも販売するとの情報を各社が報じています。
この夏相次いで発表されたNECカシオとパナソニックによるスマートフォン事業からの撤退、NTTグループ会社によるSIMフリー版iPhone取り扱い開始、ドコモ副社長による「iPhoneを販売する準備は整った。いつ出すかが問題だ。」発言などから状況証拠は整っていましたが、過去日本経済新聞社が何度と無く繰り返してきた飛ばし記事の反省もあってか各社慎重に裏づけ取材を進めていた模様。今月に入り「KDDI、ソフトバンクと同時に20日より発売開始」といった具体的な話が掲載されはじめるなど、今回の情報はかなり信憑性が高いようです。
Appleが各キャリアに課してきた販売数のノルマや料金への介入を嫌ってiPhone導入を頑なに拒んできたドコモですが、MNPによるユーザ流出になんとしても歯止めをかけたいドコモの思惑と、世界的に落ち目にあるiPhoneが未だ高い人気を維持している日本で販売台数を稼いでおきたいAppleの戦略が一致して何らかの歩み寄りが図られたのかもしれません。
とはいえ…正直「今更」感が拭えないのは事実。それなりに売れるとは思いますがね…。