21日に国内のGoogle Playでもようやく取扱が開始されたNexus 5用の純正バンパーケースのブラック及びグレーの2色。当初から販売されていたイエローとレッドはさすがに鮮やかすぎて抵抗があったのでブラックの発売を首を長くして待っていましたがこのタイミングでようやくの登場。販売開始直後に注文しておいたものが本日無事に届きました。
荷物はNexus 5と同じく香港からヤマトの国際便で送られてきましたが、11月初旬に見られた羽田クロノゲートの混乱もさすがに落ち着いてきたのか前回より配送日数は1日ほど短縮されました。
パッケージはNexus 5と同じ明るい青を基調としたもの。開封して触れてみると質感はNexus 5背面と同じようなしっとり滑らかな質感のラバーで悪くありません。
さっそくNexus 5に装着。
背面には本体同様「nexus」のロゴが入っています。
バンパーケースのサイドは僅かに液晶面へ回り込む形になっており、落下時のディスプレイ損傷の危険性を抑えるような構造。また、保護性能を高めるためか端の方に厚みを持たせたデザインになっていて本来緩やかな弧を描いている本体背面がバンパーケースを装着することでまっ平らに。このため裸のNexus 5に比べるとかなり大きくなったような感じを覚えます。Nexus 5は「5インチクラスの端末なのにコンパクト」というのもウリではありますが、そのメリットがスポイルされるのは少々残念な気がします。
商品自体の品質はさすがに純正だけあって文句なし。バリも残っていませんし、カメラや各端子、マイク・スピーカー用の切り欠き位置も寸分違いません。
イヤフォンジャックとUSB端子の切り欠きは必要最小限の大きさしか確保されていないので、コネクタ部の大きいものはバンパーケースと干渉して挿さらないことがあるかと思われます。…実際、わたしの愛用イヤフォン『SHURE SE425』や充電用に使っているELECOMのmicroUSBケーブル『U2C-AMBX15BK』などはうまく挿さりませんでしたので、イヤフォンについては以前Galaxy Nexus(SC-04D)に『SGP Neo Hybrid for Samsung Galaxy Nexus』を装着した環境でも利用していたコネクタ部の小さな延長ケーブル『ELECOM MPA-EHPS01BK』を介して接続するなどの対処が必要です。
本体側面にある電源及びボリュームのボタン部分は切り欠きではなくバンパーケースのラバー素材で上から覆うような形となります。これなら濡れた手で触ってもボタンの隙間から水が入り込んで故障に繋がるようなことがありませんし、きちんとボタンの形が形どられているのでポケットの中で手探りでボリューム調整したい場合にも支障は無いのですがボタンを押し込むのに少し力が必要な感じにはなってしまいます。
値段や期待を考えるとやや拍子抜けした感の否めない商品ではありましたが、現状ではNexus 5用のケースは選択肢が少なくSGPなどからもこれぞといったものがリリースされていない状況ですので「とりあえず安心して使えるケースが欲しい」のであればこれを選んでおけば損はしないと思います。