Nexus 5のバッテリー交換

Li-Ion Polymer Battery 3.8V BL-T9 (for Google Nexus 5 LG D820 D821)購入から1年半以上が経過し、バッテリーの持ちが目に見えて悪くなっていたわたしの『Nexus 5』。満充電後、端末には一切触れていなくても夜まで持たないという状況はさすがに不便なのでバッテリー交換に踏み切ることにしました。

近頃のスマートフォンやタブレットは薄型化やより大容量のバッテリーを搭載するため、ユーザーにバッテリー交換を行わない前提で設計されているものが多くNexus 5もその例に漏れません。このため、どうしても交換したいという場合にはメーカーなりキャリアなりに作業を依頼する必要があり費用が高くつくうえ、10日近く端末が手元を離れるのも不便なので今回も自力で作業することにします。

交換用バッテリー『BL-T9』は日本国内では正規流通していませんが、Amazon.co.jpのマーケットプレイスなどから購入可能。

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バッテリーは使用するしないにかかわらず時間の経過と共に性能が劣化していくので、これから購入しようという方は回転の良いショップを利用されることをオススメします。今回わたしの手元に届いたのは2015年3月製造分の比較的新しいものでしたが、お店によっては未だ2013年製造分を出荷しているところもあるようです。


必要な工具はケースオープナーとY型精密ドライバーの2点。先に別件で購入しておいたpocketgames製『ケースオープナー 5点セット』と『ANEX 特殊精密ドライバー Y型(No.3470A)』を用意して作業に取り掛かります。

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まずは背面カバーの取り外しから。本体とカバーとの僅かな隙間にギターピック状のケースオープナーを滑り込ませ、そのままスライドさせていくとカバーを固定している爪が順に外れていきます。

Nexus 5のバッテリー交換

取っ掛かりはイヤフォンジャック付近が最適。無理にこじったり力任せに作業すると外装に傷が付いたり爪が折れてしまうので注意しましょう。

背面カバーが外れたら古いバッテリーがお目見え。

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ただし、このままだとコネクタ部にアクセス出来ないのでバッテリーの上に位置する基板を覆う保護カバーも外しておきます。Y型精密ドライバーで6箇所のネジをゆるめ、カバーが外れたら2箇所のコネクタを浮かすようにして取り外し。

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バッテリーは両面テープで本体に固定されているので先の曲がった棒状のオープナーを用いてテコの原理で引き剥がし、代わりに新しいバッテリーをセット。コネクタを挿し直し、分解時とは逆の手順でカバーを取付。最後に正しく起動・充電が出来ることを確認して作業完了。

交換後は目に見えてバッテリーの持ちが改善して大満足です!!

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