1年落ちの『Galaxy S(SC-02B)』を上回るCPUを積んでいながら、実際の使用感はGalaxy Sの足下にも及ばなかったというドコモの2011-2012冬春モデル端末『F-03D Girls’』。
レスポンスが悪すぎて電話に出ることすら出来ないこともあったうえ、内蔵ストレージがGalaxy Sの1/16以下しかないにもかかわらずプリインストールアプリてんこ盛りでリリースされたためシステムアプリのアップデートもままならず世間から早々に”産廃”認定されてしまった救いようのない落ちこぼれ端末ながらこれまで意地と気合で活用してきましたが、Android 2.3という4世代も前のOSゆえ対応するアプリが激減。これ以上の運用は困難と判断しその役目を終わらせることにしました。
コアファイルを削除して二度と起動出来なくしたうえでその亡骸はドリルとハンマーで粉砕。確実に復旧・再利用出来ない状態にしたうえでドコモショップに引き渡し。「産廃」を地で行く駄目スマホでしたが、それなりの愛着…は皆無。あーせいせいした。(苦笑)
これに代わって新たにお風呂での音楽・動画視聴用端末に登用したのは以前嫁が使用していた防水対応のシャープ製スマートフォン『SH-01D』。
こちらもドコモの2011-2012冬春モデルの端末ですが、CPUやメモリ、液晶サイズなど全ての面でF-03D Girls’を上回る上位機種。OSもAndroid 4.0.4にまでバージョンアップされており活用の幅は広いであろうとの判断だったのですが…考えが甘すぎました。
とにかく処理が遅く、ブラウザを開いてホームページに設定したYahoo! Japanのトップページが表示されるまでに20秒近く要する有様。しかも、スクロールやタップなど何かしらアクションを起こしただけで頻繁にアプリが落ちてしばらく無応答状態に陥ることもしばしば。耐えかねてホームボタンを押すとホームアプリも落ちて端末再起動という状態。こりゃF-03D Girls’より酷いゾ…。
さすがに故障では?と思いましたが、以前使っていた嫁によると「一度ドコモショップで見てもらったけど『こんなもの』って言われた」とのこと。…まさかここまでお粗末な端末があろうとは。
とりあえず手はつくしてみようと思い調査してみるもこの端末は最後のバージョンアップ時にrootの口を塞がれており思うように弄ることが難しい模様。仕方がないので設定より無効化出来るアプリはことごとく無効にし、画面の効果やデータの同期なども全てOFFにしたにもかかわらず改善の兆候は見られず。radikoやTuneInで音楽をかけっぱなしにしておくだけでも不定期にアプリが落ちるような状況も相変わらずでこれはさすがに困りもの。
しかも画面に液晶のバックライトの光源ムラがL字型にくっきり浮き出るこのクオリティの低さたるや…。
こんな使えない端末を作ったメーカー、潰れて…あ。(察し)