Windows 10を導入した『ThinkPad SL300』用に先日購入したばかりのLogicool『ワイヤレスマウス M545』ですが、本体が軽すぎるせいかあるいはセンサー精度がイマイチなのかポインタが狙い通りに動かずストレスが溜まるうえ、ラッチのないホイールもどうにも好きになれないので職場で使っていた『マラソンマウス M705t』をこちらに流用し、職場用として新たに『パフォーマンスマウス M950t』を購入。
M950tは現在自宅のメイン端末で使用している『パフォーマンスマウス M950』の後継モデルという位置付けですが、実際はM950に付属していたキャリングケースやACアダプター、延長ケーブル等を省いて実質値上げを図っただけの商品でマウス自体は以前と同じもの。それを知っているとなにか釈然としないものを覚えますが、運良くAmazon.co.jpのタイムセールで同製品が6,239円という超お買い得価格になっているのを見つけ滑り込みで入手することが出来たので良しとしましょう(笑)。
先述のようにM950tと前モデルM950は付属品が違うだけでマウス自体は同じものですが、念の為両者を比較。
写真左がM950t、右がM950。経年使用による劣化はさておき、素材の質感やクリック感、ホイールの回転具合などにこれといった違いは感じられず。唯一Logicoolのロゴの大きさのみM950tの方がひとまわり小さくなっています。
裏面もロゴの大きさ以外に変化は無し。
唯一見つけた違いらしい違いといえば標準でセットされているeneloop充電池。
M950に搭載されていたのが第二世代eneloop『HR-3UTGA』だったのに対し、M950tに搭載されているのはPanasonicロゴが前面に出た第四世代eneloop『BK-3MCC』。定格容量はどちらも1,900mAhで変わりないものの繰り返し使用による耐用回数が1,500回から2,100回へと改善されており、この点は新旧モデルでの機能的差異となっていますがこれは単純に生産・出荷時期の違いにより調達部材が変わっただけでLogicool(=Logitech)が意図したものではないでしょう。
なにはともあれマウス本体には何ら変わりがないようで安心しました。
M950は3年以上に渡り自宅で愛用していますが、同製品の正確で安定したポインター操作は現在発売されているワイヤレスマウスの中で最高レベルにあることは疑う余地がなく、長い時間使用しても疲れない適度な大きさと重量のバランス、プライベートからビジネスユースまで違和感なく溶け込む洗練されたデザイン等々…もはや手放せない存在となっています。
MXシリーズとしては今年上半期に最新モデル『MX Master』がリリースされていますが、見た目からしてベクトルの異なる商品なだけにM950tは別系譜として今後も残しておいて頂きたいと切に願います。