もう使うこともないであろう古いハードディスクが溜まってきたので処分することにしました。
これらは専用の消去ツールを用いてまっさらな状態で保管しているものの、万が一ということもあり得るので物理的な破壊を施したうえで廃棄するのがセオリー。最近は専門のリサイクル業者も信用出来ませんし、情報が漏洩するようなことがあれば自分だけでなく周りにも迷惑をかけてしまうのできっちりとした対処が欠かせません。
ハードディスクはプラッタと呼ばれる内部の円盤にデータを保存しているので基本的にはこれを破壊すればOK。
ハードディスクの内部は写真のような構造になっているのでプラッタ上を狙ってドリルドライバ等で数カ所穴を開け、最後に基板上のメモリチップもペンチで潰しておくなどすれば万全です。
なお、上記の写真はプラッタが見える状態にまでバラしていますが、ハードディスクの中にはガラス製のプラッタを採用しているものもあるのでこのままドリルをあてると割れたガラスが飛散して大変なことになります。実際に作業される際は分解せずケースごとドリルすることを強くおすすめします。
破壊したハードディスクは自治体のルールに沿って「使用済み小型電子機器」あるいは「不燃ゴミ」として処分しましょう。