2015年11月にロールアウトされた「November Update」(Threshold 2)に続くWindows 10の大型アップデート「Anniversary Update」(Redstone 1)が先週リリースされました。
Windows InkやBashのサポート、Microsoft Edgeの機能拡張対応などのほか、Windows Defender ATPの導入によるセキュリティ強化など変更点が多岐に渡る今回のアップデートはWindows Update経由で順次配信されることになっていますが、良い機会なので手元のHP EliteBook 8460wにクリーンインストールしてみました。
手順は先にWindows 10を導入した時とほぼ変わらず。Microsoftが配布している「メディア作成ツール」でダウンロードしてきたWindows 10のISOイメージを焼いたDVD-Rよりブート。一度認証は通っているのでプロダクトキーの入力はスキップでOK。SSD化した8460wでインストール時間は30分弱ほどで完了します。
システムのプロパティだけ見てもAnniversary Update適用済かどうかはよく分かりませんね。(笑)
デバイスマネージャーに表示される「不明なデバイス」への対処やホットキーを有効にする術は最初にWindows 10を導入した際の記事を参照のこと。
なお、ディスプレイアダプター「AMD FirePro M3900」はAMDのウェブサイトに最新ドライバが公開されていたのでそちらを適用。これにより「Catalyst Pro」も使用可能になります。
タスクバーやスタートメニュー内の表示が一部変わってはいるものの、使用感・レスポンスとも従来のWindows 10と変わらず快適。別途インストールしたアプリもすべて問題なく利用出来ています。
個人的に一番気になっているBashのサポートについては時間をかけて検証してみようと思います。