新年あけましておめでとうございます。本年もbuzzyvoxを宜しくお願いいたします!
さっそく。例年この時期になると「来年欲しい主なデジモノ」的な記事をレビュー予告も兼ねてアップしていましたが、欲しかったものはここ数年で一通り入手してしまったことと最近欲しい物がマニアック過ぎて誰にも伝わらなくなってきたことを受け方針転換。当ブログで紹介しきれなかったものも含め、過去1年の間に購入した商品・サービスのうち特に満足度の高かったものをジャンルを問わずまとめていこうと思っています。
当ブログでご紹介するレビュー記事は即時性を重視して購入直後のファーストインプレッションだけで記述することが多く、使い込んではじめて判る長所などをうまく伝えきれていないのではないか?と反省することも多いのでこの場を借りてフォローしていければ…と思っています。
初年度の今回は順不同に下記の7点をピックアップ。気になる商品のある方はご参考まで。
イワタニ たこ焼器 炎たこ
関西では「一家に一台たこ焼き器」なんて話しを聞きますが、その他の地域に於いてはたこ焼き器のある家なんて稀有な存在。
わたしもこれまでに自分でたこ焼を作るなんて経験は無かったわけですが、Amazon.co.jpでたまたま見かけたイワタニのカセットガス式たこ焼器『炎たこ』に物欲アンテナが反応。
素人が家庭用の機器で作るタコ焼なんて美味しくないだろうとは思ったものの、料理のお手伝いが好きなうちの子供が喜んでくれるかも…と軽い気持ちで購入したところ、良い意味で大きく期待を裏切られました。スーパーで買ってきた粉でさっそく作ってみたところ、ガス式の強い火力のおかげもあって外カリ中フワな食感に仕上がって味もバッチリ。お祭りの下手な露店で買うよりも断然美味しく安上がりとあってかなりの頻度で活躍。この1年、こんなにたこ焼きを食べることになろうとは思いもよりませんでした。
若干火が着きにくいという欠点はあるものの、この製品で得られる食体験はそれを補って余りあります。Amazon.co.jpでの高評価レビューにも納得することうけあい。
その炎たこも夏には『スーパー炎たこ』(CB-ETK-1)へとマイナーチェンジしているようですが、基本的な構造は変わりませんのでこちらも安心してご利用出来ると思います。
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YAMAHA Clavinova CLP-545R
念願叶ってようやく購入に至ったヤマハの電子ピアノ『Clavinova CLP-545R』。実売20万円前後のClavinovaの中級機で木製鍵盤を採用した始めてのモデルということで人気も高く納品までに約2ヶ月を要しました。
電子ピアノもこのクラスであれば音もタッチも申し分なく普通に演奏する分には十分過ぎるほどのクオリティ。これが20万円そこそこで入手出来るのですから良い時代になったものです。
なお、CLP-545に搭載された機能の中でイチオシなのが「ステレオフォニックオプティマイザー」。まるで本体から音が鳴っているかのようなリアルな音場をヘッドフォン上で再現するもので、その自然さに今でも時々ヘッドフォンを耳から離して「本体から音鳴ってないよね?」と確認することがあります。おかげで、最近は昼夜関係なくヘッドフォンの使用がデフォルトになってしまいました。(苦笑)
普段使いの一台としてこれから電子ピアノの購入や買い替えを検討中の方に自信を持ってオススメします!
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Synology DiskStation DS216play
それまで録画機を兼ねた『nasne』や不安定な『Linkstation LS-XH1.5TL』を自宅のファイルサーバーとして使っていましたが、容量と信頼性の不足が否めなかったので評判の良い海外メーカーのNASに乗換え。
運用開始から1年近く経過したSynology『DiskStation DS216play』ですが、これまでにハングアップしたり勝手に電源が落ちたりしたことはなく安定性抜群。転送速度も十分に早く、消費電力を抑えるスリープモードからの復帰も比較的スムーズなのでストレスを感じることがありません。
NASといっても実態はほぼPCと変わらないので不安定で当たり前…みたいな空気もありますが、そんな中「ちゃんと動く」ということのありがたさを実感させてくれた製品です。
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ドリームベッド ドリームポケットパラレル F1-P
12年以上に渡る使用でヘタりきっていたベッドとマットレスを7月に買い替えたのですが、その際に選んだマットレスがドリームベッド社の『ドリームポケットパラレル(F1-P)』。
マットレスといえばサータ、シーリー、シモンズの独壇場ですが、今回肩こり対策として柔らかめのマットレスを選ぶにあたりお薦めされたのが同製品。ドリームベッドは国内で販売されているサータのマットレスの製造も行っている広島の老舗寝具メーカーだけあって品質は確かで、ソフトさとホールド感のバランスの良さは癖になります。最高グレードの鋼材を使用しているため他の製品より耐久性があるようですし、自社ブランドの商品のためバッジ代が上乗せされる海外ブランドの商品より若干割安なのも魅力です。
体格や好みは人それぞれなので画一的にオススメ出来るというものではありませんが、次回マットレス選びの際には是非お試しあれ。
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TP-LINK Archer C7 AC1750
今やネットワーク機器の分野に於けるトップブランドにまで成長したTP-LINK。国内では中国企業というだけで敬遠されがちですが、高い品質とスケールメリットを活かしたコストパフォーマンスで世界を席捲しています。
そんなTP-LINKがリリースした『Archer C7 AC1750』。電波法の絡みですべての無線LAN機器には出力制限が設けられていますが、同じ条件下に於いても国内の既存製品を遥かに凌ぐ安定した通信が可能。これまで中継器を利用しなければ電波が届かなかった場所も、これ1台でカバー出来るようになりました。速度も安定性も申し分なく、それでいて1万円前後で買えるのですから驚くほかありません。
正直、高いだけで不安定な製品しか作れないBuffaloやNECなどの国内ネットワーク機器ベンダーにもはや存在価値はない…と思います。
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BOSCH ハイテックプレミアムバッテリー
カーナビなどの電装品やアイドリングストップを採用した最近の車両はバッテリー負荷が大きいため、高品質なものが要求されますがインプレッサで用いられているQ-85サイズもの大容量バッテリーとなるとそもそも選択肢が少なく事実上Panasonicの『caosPRO Q-85/95D23L』かBOSCH『ハイテックプレミアムバッテリー HTP-Q-85/115D23L』の二択。
Panasonicのバッテリーにはこれまで散々泣かされてきたので今回はじめてBOSCHを選んだのですが、同時期にcaosPROに交換した知人の車が既に電圧低下で苦しんでいるのに対しこちらは安定の品質。素晴らしすぎます。
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日立 扇風機 HEF-110R
購入から10年を超えたナショナル製の扇風機は未だノートラブルで使用出来ていますが、このところ古い扇風機に起因する出火などの報告も聞かれるため買い替えを検討。
扇風機といえば最近は各社ともDCモーター採用モデルに力を入れているようですが、いくら消費電力が低いといえど設計寿命を超えて使ってもモトが取れないようでは割に合わないので今回も従来型のACモーターでいいやと割り切って商品選び。いつもなら白物家電はPanasonic一択なのですが、最新モデルは10年以上前の製品よりスペック面で見劣りするので今回は回避。そこでAmazon.co.jpでも評価の高かった日立製の扇風機『HEF-110R』を購入したのですが、これが大当たり。
自然な風を送り出すための8枚羽根に加え微風設定も可能なので就寝中に利用しても体への負担が少なく安心。省スペース設計で柱部に埋め込まれた視認性の良いLED、握りやすいグリップなど基本設計の良さが光るだけでなく、自由度の高いタイマーや首振り設定など機能性の良さも十分。これ以上は望みようもないほどにまでよく出来た製品だと思います。
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