乾燥機能を重視して転居時に買い替えたパナソニックのドラム式洗濯乾燥機『NA-VX7300』ですが、ドラム式のウィークポイントである騒音と振動はご多分に漏れず。集合住宅だったらクレーム必至の激しさです。
音に関しては脱衣場のドアを閉めておけばあまり気になりませんが、夜中にリビングで音楽を聴いたり映画を見たりしている最中に洗濯機が暴れる気配を感じると一気に興醒めしてしまうので困ったもの。稼働中の洗濯機を観察していると、振動が洗濯防水パンや床面に伝わって騒々しさを増幅させているような感じだったので、これを抑えられれば少しはマシになるかも…とダメ元で対策を施してみることにしました。
用意したのは東京防音から発売されている『洗濯機用防振ゴム ニューしずか』。オーディオ機器のインシュレータとしても用いられている制振ゴム「ハネナイト」を洗濯機用に成型した商品で評判も上々の様子。
見た目や触った感触はただの硬いゴム板ですが、天然ゴムの数倍もの制振効果があるという触れ込み。表裏でデザインが異なり、洗濯機の足のサイズや形状に応じて使い分けます。
敷設にあたっては二人がかりでの作業を推奨。洗濯機を無理に動かすとパイプが外れて周囲が水浸し…なんてことになりかねないので、本体を僅かに傾けて足を浮かせている間にもうひとりが防振ゴムを滑り込ませるようにすると良いでしょう。
効果の程ですが、設置後は本体の揺れが目に見えて減少。ガタガタと言う激しい衝撃音や共振による耳障りなノイズもかなり抑制されストレスも大きく低減。ここまで違いを感じることが出来るのであればもっと早くに試しておくべきでした。