わざわざアメリカから個人輸入して数年に渡り活用してきたPrimusのアウトドア用バーナー(ストーブ)『EtaExpress』ですが、熱効率に優れたクッカーは爆速でお湯が沸く一方で冷めるのも早いうえ、火力の加減も難しく調理には適さない面があったので普通のクッカーとバーナーの組み合わせに戻すことにしました。
一応、EtaExpress以前に愛用していたPrimus『P-161 シングルバーナー』とスノーピークのチタン製クッカーが手元に残っているものの、相当使い込んでいて劣化も気になるので新たに『P-153 リミテッドパッケージ』を購入して道具を一新。
同パッケージはプリムスの名作『P-153 ウルトラバーナー』に『P-731722 ライテックトレックケトル&パン』、『P-721171 フットレスト』、『IP-110 ガスカートリッジ』までがセットになった限定品(おまけのエコバッグ付き)。
個別に買い揃えるよりも若干お得な価格設定になっています。
主役の『P-153 ウルトラバーナー』は重量116gとP-161の216gに対しとても軽量。
五徳が折り畳めて一方向に揃えられるので収納もP-161より随分コンパクト。出力はP-161の3,800Kcal/hに対しP-153は3,600kcal/hで若干劣りますがこの程度なら誤差の範囲内。
五徳を広げるた時のサイズは若干小さめですが、単独行用のコッヘルを乗せるには十分な大きさは確保されています。
以前から愛用している『P-SPK スパイダーキット』との組み合わせでも問題なく動作。
P-161は点火装置が上の方に位置しているので注意して手を離さないと火傷する危険性が高かったのですが、こちらはそのような心配とは無縁。ただ、燃焼時は戦闘機のジェットエンジンのようなもの凄い音がするので慣れるまでは近づくのに躊躇しそうです。
『P-731722 ライテックトレックケトル&パン』は容量1Lの本体と、蓋としても使えるパンのセット。1人分の調理に最適なサイズ感です。
スノーピークのチタニウムクッカーと並べてもそこまで大きくは感じません。
本体内はIP-250サイズのカートリッジとバーナー、IP-110サイズのカートリッジであればバーナー+フットレストまで一緒に収められる大きさでデッドスペースを生むことなく収納可能。ただ、クッカーの内部は焦げ付きにくいフッ素加工が施されており、カートリッジをそのまま放りこむとコーティングを痛めてしまいそうなのでキッチンペーパーやクロス等で保護して上げた方が良いかも。
パンは正直本格的な調理をするには小さくて使い辛いですが、本格的な山登りで炒め物をする人もいないでしょうから「基本は皿」と割り切った方が良いでしょう。
『P-721171 フットレスト』は…まぁ、使わないかな(笑)。ただ、スパイダーキットもかなり使い込んでホースのベタつきや器具栓側の錆(緑青)が気になるので、メーカー修理も出来ないようなら使うしかないけど。
こんにちは。コメント失礼致します。宜しければご教授ください。
私もP-161を所有しているのですが、ライテックトレックケトル&パンに250のOD缶とP-161を収納することは可能でしょうか?
イッペイさん
IP-110とP-161の組み合わせなら入りますが、250だと入らないですね。
むむりくさん
早速のお返事ありがとうございます!
250だと入らない旨承知しました。現品を見れるところで検討してみたいと思います!