UNCOMMON『3E-OFC』にリケーブルしてみた

【国内正規品】UNCOMMON 3E-OFC(MMCXコネクタ付イヤホンケーブル/1.2m)2年前に自主回収に応じて交換してもらったオヤイデのMMCXリケーブル『HPC-MX』でしたが、ステレオミニプラグの構造を変更した『HPC-MXs』相当の対策品はMMCXコネクタ側に負荷が偏りがち…。以前から心配してはいましたが、とうとう耳元付近で内部断線してしまいました。

ステレオミニプラグ側の断線であれば自分で修理のしようもあるのですが、MMCX側となると部品も小さく対応が難しい(というより面倒)ので大人しく買い替えを決意。最近はMMCXリケーブルも随分と選択肢が増えたで少々悩みましたが、最終的にUNCOMMONブランドの『3E-OFC』を購入しました。

「UNCOMMON」(アンコモン)は堅実な作りとコストパフォーマンスの良さで急速に評価を高めている新興ブランド。HPC-MXと同価格帯ということもあり、以前から少し気になっていたのでこの機会に利用してみることにした次第です。

商品は銀色の丸い缶にパッケージングされていてお洒落。

UNCOMMON 3E-OFCの缶入りパッケージ

プラグはL字型。モールド部は金属パーツで覆われていて高級感があります。


UNCOMMON 3E-OFC

Amazon.co.jpやヨドバシ等に掲載されている商品写真では、プラグは黒い樹脂パーツだけで成型されているはずなのですが…上位モデルに合わせる形で仕様が変更されたのかな?

シース越しに撚りが浮き出たケーブルは「19本の素線を3種類の異なる線径で配置」しているそうで密度が高く、情報をロスも少なくて済みそうです。気持ち硬めのケーブルですが、耐久性を考えるとこのくらいで良いのかも。

MMCXコネクタ部の比較

MMCXコネクタ部はオヤイデ『HPC-MX』(写真上)と同じ耳元にフィットする湾曲タイプ。先端にはクロスカットが施され、ボディにはベリリウム銅を採用…ってあたりスペックは両者共通(ひょっとしてベンダーが同じ?)。ただ、社名の浮き彫りが施されていないUNCOMMONの方がモールド部は僅かにコンパクトです。

UNCOMMON 3E-OFCにShure SE425を装着

肝心の音はエージングが進むにつれて変わってくる可能性もありますが、『SHURE SE425』を繋いでのファーストインプレッションは解像感が高くキレの良いモニター志向な音という印象。音の良し悪しは個々人の好みに左右されるところも多いのでなかなか評価し辛いのですが、これまでに使ってきた『SAEC SHC-100FS/0.8m』や『オヤイデ HPC-MX』などの1万円未満のリケーブル製品の中ではShureとの愛称が一番良いように感じます。

なお、実用性の面で言えばタッチノイズの少なさも好印象。移動中の利用が多いわたしには有り難いことです。

耐久性を含め、長く使っていく中で気になる点があればこちらに追記することにします。

断線したのでリピ買い(2019-06-04)

イヤフォンを付けてジョギングしている時によく腕をひっかけていたせいか、右側の音がたまに出なくなっていたので内部断線が疑われるコネクタの根本付近を弄っていたらコネクタがポロッと…。

Bluetooth接続によるワイヤレスイヤフォンに変えることも考えましたが、音質や接続安定性の面で不安も多いですしバッテリーやコントロール部が首元でブラブラするのも邪魔なので大人しく同じケーブルに買い替え。前回購入したものと一見何も変わっていないように見受けられましたが、よく見るとコネクタ部に「OFC」の文字が印刷されています。それ以外は特に変化ありません。

最近は安いリケーブルも増えてきたので、こちらももうちょっと手頃な価格になると良いんですけど。(缶とかいらないし…)

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