週末、福岡市内で開催されたニコンファンミーティング2018に行ってきました。
ニコン初のフルサイズミラーレス『Nikon Z6』及び『Nikon Z7』のリリース直後とあって詳しい話しを伺いながら実機に触れてみたかったのと、サービスセンターが撤退してしまった福岡では貴重なボディー&レンズの即日クリーニングサービスも受けられるということで勢い勇んでの参戦。
当日はコーヒーでも飲みながら10時の開場を待とうと思い早めに家を出たのですが、1時間以上前の段階ですでに20~30人ほどの列が出来ていたのでそのまま待ち行列へ。9時半頃には建屋内の会場入り口前に通され、Z6/Z7のカタログやニコンのロゴ入り団扇、ファンミーティングの記念シールなどの入ったお土産が渡されました。
併せてクリーニングサービスの申し込み書も配られたのですが、仕上がりが午後3時頃になるとの話し。この日は午後から生憎別の用事が入っていたので止む無く断念。毎度送料がかかるうえ手元に戻ってくるまでに2,3週間を要するピックアップサービスがあまりに不便なので今回のサービスを期待していたのですが仕方ありませんね…。
開場を前にして既に目的を半分逸してしまいましたが、残るZ6/Z7に期待して10時の開場とともに会場入り。入り口ではスタッフの方々とともに種々のカメラが並んだディスプレイがお出迎え。
さっそくZ6/Z7のタッチ&トライコーナーに向かい、実機をじっくりと堪能。ボディとレンズの組み合わせ違いで複数台用意されていましたので、まずは最も標準的なNikon Z6と『NIKKOR Z 24-70mm f/4 S』の組み合わせから。メディア持参であれば撮影データを持ち帰れるという話しだったので、手持ちのXQDにJPEG撮って出しで保存した画像がこちら。(ブログにアップする際、かなり圧縮がかかっているので参考まで。)
こちらはNikon Z7と『NIKKOR Z 50mm f/1.8 S』の組み合わせ。
キレの良いシャープな描写は「さすがはニコン」といった感じですが、正直な感想を言うとEVFと背面液晶の発色や輝度が不揃いなあたりにまだまだ改善の余地を感じさせます。
個体差もあろうとは思いますが、初期設定のままだとEVFでの見え方に対し背面液晶は1/2~1/3段くらいアンダーなのでメニューからEVFや液晶の輝度を弄って両者を揃えてやる必要があるのですが、調整の幅が粗すぎて上手いこと合致しない感じ。これに現像で用いるPCでの見え方との差異まで勘案すると、何を基準に撮影すれば良いか分からなくなりそう…。このあたりはスタッフの方も認識してらっしゃるようだったので、将来的には何らかの対策が施されるのかもしれません。(カメラ内キャリブレーション的な何か??)
その後、北岡部長さんによるZシリーズのプレゼンを聴講したところで呼び出しの電話が鳴りタイムアップ。帰り際に限定のアローストラップのみバタバタ購入してから帰途につきました。
今回はあいにくクリーニングサービスを受けられませんでしたが、ニコンユーザーにとってはなかなか興味深いイベントでした。ただ、相当こじんまりした印象だったので来年は瞳AFを搭載したZ6/Z7の後継機なんかを是非引っ提げきてもらってモデル撮影ブースなんかも設けると大いに盛り上がるんじゃないかな…なんて思ったりして。