建築時にわざわざ追い銭を払って1階から2階へカテゴリ6AのLANケーブルを敷設してもらっているのですが、当時は6Aに対応したコンセント埋め込み型のLAN用モジュラジャックが存在していなかったため止む無くカテゴリ6の『Panasonic ぐっとす情報モジュラジャック NR3170W』で両端を処理。カテゴリ6でも最大1Gbpsでの通信が可能なためこれまで特に不自由は感じていないものの、更なるトラフィックの増大を見据えて10Gbpsに対応するカテゴリ6Aへの準拠を図ることにしました。
ボトルネック解消に向けて用意したのは2020年に発売されたカテゴリ6A対応の埋め込み型LAN用モジュラジャック『Panasonic 情報モジュラジャック WZ7519W』。
カテゴリ6Aはノイズ対策がシビアなこともあり、カテゴリ6対応のものからは結線方式が変更となっており取付にあたっては専用の結線ツール『Panasonic 結線専用ツール WZ7521』が別途必要。
整線キャップに通した心線をB結線(T568B)で配線したら専用ツールを使ってモジュラジャック本体に嵌合。あとはカバーを取り付けて作業完了です。
ノイズ予防のため結線部でケーブルに余計な遊びが生じないよう気をつける必要があるので少々気を配る必要はあるものの、作業自体それほど難しくはなく要する時間はコンセントパネルの脱着まで含めて1箇所あたり15~20分程度。慣れればなんてことはありません。
ちなみに、1Gbps対応機器が主流の我が家では交換後の速度の違いは体感でほとんど無し。あとは10Gbps対応機器の普及を待つのみです。