月: 2005年9月

Nikon D70およびD2Hに不具合。無償修理にて対応。【更新:問合わせ窓口開設】

26日、ニコンはデジタル一眼レフカメラ『Nikon D70』および『Nikon D2H』に採用された電子部品に起因する不具合を発表。保障期間に関わらず無償修理を受け付けるそうです。

症状はD2HとD70で異なっており、D2Hでは露出インジケーターが不安定になったり、インジケーターの表示が変わらなくなる、あるいは極端にオーバーorアンダーになるなど。さらに、AFの異常でピントが合わないなどの事象も生じる模様。

一方のD70で生じる不具合はCF挿入時にアクセスランプが点滅したまま操作不能になる、CF未挿入時にバッテリー残量が十分あるのにカメラが起動しないなど。

なお、D70の後継モデル『Nikon D70S』はこれら不具合の対象外とのこと。

私のD70でこのような症状は確認出来ていませんが少しばかり心配です。

『Nikon D100』の生産終了

2002年6月、まだまだ銀塩カメラが主流でデジタルといえば100万円に迫る価格が当たり前だった一眼レフカメラの市場に30万円という破格値価格で登場し、その後の急速なデジタル化への潮流を作った『Nikon D100』が生産終了となりました。

発展著しいデジタルカメラの世界に於いて発売から3年を経た同機のスペックはプロ向けを謳うには少々物足りなくなってきており、昨年リリースされたエントリー機『Nikon D70』にも見劣りするようになっていましたが、噂されている『Nikon D200』の登場を前にしてその役目を終えることとなったようです。

とはいえ、さすがに上級機なだけあってその堅牢さは随一。RAW画像のクオリティにも定評があるため、気になる方は早めに入手しておくことをオススメします。