ニコンのデジタル一眼レフカメラユーザ必携のRAW現像ソフト『Capture NX2』の後継バージョンとなる『Capture NX-D』がこの夏にリリースされることが決まり、昨日よりベータ版のダウンロードが可能となっています。
NX2は15,000円ほどの有償アプリでしたが、新たにリリースされるNX-Dは無償とのこと。ニコンがNX2の開発を委託していたNik Softwareが昨年Googleに買収されたことや当初より無償のキヤノン『Digital Photo Professional』の存在などが影響してのことかもしれませんがニコンにしては珍しい思いきった判断であることは間違いありません。高いお金を払ってNX2を購入し使用しているユーザの一人としては若干微妙な気がしないでもないですが…(苦笑)。
さっそくベータ版をインストールしてみましたが、処理の軽快さやUIの自由度が向上している一方で大人の事情によりNX2のウリであった「U Point」が非搭載になり使い勝手が悪くなっているのは気になるところ。正式リリースまでに改善されることを期待します。