IIJmio ひかりへの光回線転用に伴い送られてきたホームゲートウェイ『PR-500KI』用の無線LANカード『SC-40NE「2」』ですが、思いのほかに安定しているうえ電波の飛びも必要十分であることが確認出来たので既存のアクセスポイント『Aterm WG1400HP』は早々に撤去して知人に譲渡してしまったのですが、新築後まもないご近所の家々が無線LANのアクセスポイントを続々と起ち上げているせいで電波干渉が発生…。特に2.4GHz帯のChの混み具合が激しく、電波の弱い2階でのWiFi利用に支障が出始めているので新たなAPを増設する必要が出てきました。
幸いうちは2階の書斎まで有線LANを通しているので最近よく見かける「無線LAN中継器」に頼らず単純にアクセスポイントを増やせば良いのですが、国内メーカーが販売しているネットワーク機器は不安定でもう懲り懲り…どうせ買うなら海外のネットワーク機器専業メーカーの製品に限る!ということで、比較的入手性も良く価格も手頃なNETGEARの『EX6100-100JPS』(以下、EX6100)を購入しました。
EX6100も一応は無線LAN中継器として販売されている商品なのですが、設定によりアクセスポイントやワイヤレスコンバータとしても活用可能。また、サイズも比較的コンパクトなので外出先のホテルでの有線LANを無線化するポータブルAPとしても持ち歩くことが出来、実際そうした環境での利用も想定した機能(DHCPサーバ、NAT等)が実装されています。
国内メーカーからも同種の商品はいくつかリリースされていますがモデル間での差別化を図るため機能やスペックに制限があるのが難点。一方、こちらは機種を絞って商品展開を行う海外メーカーの製品だけあって802.11ac対応やら1000BASE対応LANやらと機能の出し惜しみをしていない点が好印象。無論、アクセスポイント専用機ではありませんのでこれ一台で家中全ての無線LAN対応機器からの接続要求を捌ききれるほどのスペックは有していないと思いますが、自宅内での”ラスト数メートル”を補うにはこれで十分です。