月: 2017年9月

adb/fastbootコマンドの実行環境を整える (Windows 10対応)

Android端末を弄るうえで必要不可欠な環境を整えるにあたり、以前は「Nexus端末を遊び尽くすための準備 (Windows 10対応)」の記事の中でご紹介したように最初にJDKを入れて、次にSDK…といった作業を強いられていましたが最近になってSDKの構成が変わったらしく従来のやり方が通用しなくなっています。

代わりにAndroid Studioを入れるという手もありますが、ROM焼きのためadbやfastbootコマンドさえ叩ければ十分という場合には冗長すぎる…ということで、adb/fastbootを含む従来のSDK Platform-Tools関連の機能だけをGoogleが別途提供してくれるようになりました。これを使えば「Minimal ADB and Fastboot」や「15 seconds ADB Installer」等の非公式ツールに頼ることなく安全・手軽にadb/fastbootコマンドの実行環境を整えることが出来ます。

導入手順を簡単にまとめておくことにします。

Nexus Playerにadb接続 & スクリーンショットを撮る方法

Nexus PlayerのAndroid 8.0(Oreo)バージョンアップに関する先の記事の中で、画面のスクリーンショットを掲載しましたが「どうやった?」というお問合せを頂戴したので方法をご紹介。

adbコマンドを実行可能な環境さえあらかじめ用意されていれば、あとは何ら難しいことはありません。

  1. まずは[設定]-[システム]-[端末情報]より「ビルド番号」項目を連打して「開発者向けオプション」を有効化。
  2. [設定]-[システム]-[開発者向けオプション]内の「USBデバッグ」をONにする。
  3. PCとNexus PlayerをUSBケーブルで接続。USBデバッグの許可確認ダイアログが表示されたら「OK」で次へ。
  4. コマンドプロンプトより下記を実行。
    # ポート番号指定
    adb tcpip 5555
    # Nexus PlayerのIPアドレスを指定して接続
    adb connect 192.168.xx.xx

    うまく接続出来たらこのタイミングでUSBケーブルを抜いてしまって構いません。

  5. adb接続出来たら、コマンドラインでNexus Playerのスクリーンショットを撮ることが可能です。
    # スクリーンショットを撮影・保存
    adb shell screencap -p /sdcard/screen.png
    # 画像をローカルに落とす
    adb pull /sdcard/screen.png
    # 保存された画像を削除
    adb shell rm /sdcard/screen.png
  6. 用が済んだらdisconnectで切断。
    adb disconnect 192.168.xx.xx

Nexus Player以外のAndroid TV端末でも同じやり方が通用すると思います。

Nexus PlayerもAndroid 8.0(Oreo)にアップデート

このところ月例セキュリティアップデートの提供も遅れ気味だったNexus Playerですが、本日よりAndroid 8.0(Oreo)のOTA配信が開始されました。旧バージョンはBlueBorneの脅威に晒される恐れもあることからさっそくアップデートしておきました。

先にAndroid 8.0(Oreo)を適用したアップデートしたNexus 5Xは見た目にほとんど変化はありませんでしたが、Nexus Playerはホーム画面からして大きく変化。

新デザインのホーム画面

Primus製バーナーのOリング交換

長きに渡り愛用してきたPrimusの『P-161 シングルバーナー』。

クッカー(コッヘル)との兼ね合いでこのところ出番は減っているものの、いまだ問題なく動作するので予備機且つ災害時の備えとして手元に残しておくつもりです。2年ほど前には着火装置(圧電点火装置)の交換も済ませておりメンテナンスもバッチリですから、今後も末永く…あれ?そういえば、2~3年おきの交換が推奨されているガス漏れ防止のためのOリング(パッキン)を10年以上交換していない!!(激汗)…ということで、慌ててOリングを取り寄せ。

P-161は初期と後期でバルブの形状が違っており、対応するOリングが異なるので注意が必要。手元のP-161はやや大きめなバルブの初期型なので『Oリング (O-RING-1)』が適応品になります。

P-161に適応するOリング『O-RING-1』

Oリングの交換方法は添付の取扱説明書に記載。

[JavaScript] jQueryからネイティブJavaScriptへの置き換え

ECMAに準拠したモダンブラウザの普及に伴いjQueryの利用を止めてネイティブなJavaScriptに移行(回帰)しようという際に、jQueryで実装していた処理をどう置き換えるかは悩みどころ。

JavaScriptには似たような機能が沢山あって解決策はひとつではありませんが、ECMAScript 6(2015)での動作を前提とした代表的な置き換え方法を備忘録がてら残しておくことにします。

WAKO’Sの洗浄系燃料添加剤『フューエルワン』

ワコーズ F-1 フューエルワン 洗浄系燃料添加剤 F112 300ml F112 [HTRC3]我が家のインプレッサG4も納車から4年半近くが経過してエンジン内がそれなりに汚れてきたのか、加速時の吹け上がりに若干の鈍さを感じるようになってきたので定番の洗浄系燃料添加剤『WAKO’S フューエルワン』(FT-1)を投入しました。

アイドリングストップ車でただでさえ負荷が高いうえ、保育園の送り迎えなどちょい乗りも多かったりして汚れが蓄積しやすい条件が揃っていますからねぇ…。

なお、この手の清浄剤を使うと除去されたカーボン、ワニス・ガム質などが多少オイルに交じることがあるので、今月末の点検でオイルとエレメントの交換を行うというこのタイミングでの使用となりました。

WAKO'S フューエルワン

定期的にハイオクガソリンを利用するだけでも同様の清浄効果は期待出来ますが、こっちの方が手っ取り早いですからね。