富山県警山岳警備隊が開発に関わり、2000年頃にリリースされたノースフェースの冬山用ハードシェル『マウンテンレスキュージャケット』。
購入からまもなく20年近くが経過しようというのに未だ目立った劣化もなくその耐久性の高さには感動すら覚えますが、唯一の泣き所はシームテープ。粘着材はどうしても経時劣化してしまうので10年ほど前にも一度貼り替えてもらっているのですが、今シーズンに入ってまた一気に剥がれはじめました。
本格的なウェア製造から手を引いて久しいゴールドウィンではもはやこうした修理に対応出来ないとのことだったので、山仲間に紹介してもらった業者さんに相談してみたのですがこちらは繁忙期のためかなり時間を要するとのこと。この春、残雪期の山に分け入る予定もないのでそのまま預けてきても良かったのですが、「数年おきに必要になる作業だしそんなに難しくもないので、この際自分でやってみては?」と提案され、今回はDIYしてみることにしました。