先週末の引越に合わせてお願いしていた光回線の移設工事が無事完了しました。
旧宅に光ケーブルを導入した10年前は光ケーブルをコンセントカバーに空けた穴から直接部屋の中に引き込むのが普通だったので硬くてコシのあるケーブルの取り扱いには随分苦労させられたものですが、現在では光回線用に専用のコンセントカバーが用意されていたり屋内部分には抜き差し可能で折り曲げることも出来る柔軟性に富んだケーブルが採用されるなど施工に関しては随分スマートに進化していました。
また、移設に伴い貸与されている回線終端装置(ONU)一体型のひかり電話対応ルータも旧式の『PR-S300NE』から『PR-400MI』へと交換。サービスメニューは旧宅と同じ「フレッツ光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」のままであるにも関わらず、ONU直結時の通信速度は以前の倍近い値…。今まで遅過ぎた原因がケーブルにあったのか機器側にあったのか今となっては定かではありませんが、新居に於いては快適なネット環境を得ることが出来て大満足です。
これを受けてさっそく無線LAN環境を構築しようと旧宅でも使っていたNECアクセステクニカ製のアクセスポイント『Aterm WR8700N』をダンボールの山の中から発掘して接続してみたのですが、電源ランプが点灯するだけで他のLEDは何の反応も示していません。当然アクセスポイントは立ち上がっておらず、リセットボタン長押しによる初期化すら受け付けない状態…。
気になって調べてみると同機種に於けるこの症状は良く知られた不具合らしく被害報告も多数…。こうなると修理に出すか買い換えるほかないそうですが修理に出すより新しいものを買った方が安いうえ、もともとこの機種の不安定さには辟易していたところだったのでいい機会と捉え急遽新しいアクセスポイントを調達してきました。