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Raspberry Pi(ラズベリーパイ)のファーストインプレッションとセットアップガイド

英ケンブリッジ大学の教授やエンジニアらによって設立された「ラズベリーパイ財団」がコンピュータ科学の教育促進を目的に開発した名刺サイズのシングルボードコンピュータ『Raspberry Pi』(ラズベリーパイ)を購入しました。

ARMCoreベースのプロセッサにGPUなどを搭載し、HDMIやUSB、LANなどの基本的なインターフェースも一通り装備した立派な小型PCながら35ドルという低価格を実現した製品で販売を担うRS Componentsには世界中から購入申し込みが殺到。あまりの人気ぶりに注文するにも事前登録が必要という状態でわたしも3月に申し込んでおいたのですが、実際にオーダー出来たのは6月末。それからすぐに購入手続きを行ったのですが、さらに5週間近くかかってようやくわたしの手元に届きました!!

Raspberry Piのパッケージ

玄箱 逝く

先日Debianの最新版「Lenny」がリリースされたのでU-boot化したりしてちょっと遊ぶかぁ、と 2,3ヶ月ぶりに玄箱の電源投入。Telnetで接続し、最初にapt-get updateを走らせていたら「パシュン」という音とともに突然玄箱の電源が落ちました。…すごーく嫌な予感。念のためにコンセントを抜き差ししたり、ハードディスクを他のものに交換したりしましたがウンともスンとも。あぁぁぁ、玄箱壊れちゃった。。。

本来のNASとしての役割だけでなく、それまで使ったことのなかったDebianに触れる機会を作ってくれるなどわたしにとって功績の大きい玄箱でしたが、これまで相当に酷使してきたのでさすがに寿命なのでしょう。残念です。

玄箱を音楽再生端末化する『kurosbx』【公開終了】

わざわざPCを起動せずとも玄箱+USBオーディオ機器だけで直接ネットラジオやMP3を聞けるようにしちゃえ!ということで以前から実施している自己満足プロジェクトですが、使っているうちに「あーしたい」「こーしたい」という欲が出てきたので大規模な改修を行いました。主な機能や改修内容は以下の通り。

  1. 玄箱のHDD内に置いた音楽ファイル(mp3等)が再生可能になった
  2. ウェブラジオのチャンネル一覧をshoutcastから取得できるようにした
  3. ウェブコンソールを用意して再生するチャンネルやファイルの切り替えをそこから行えるようにした
  4. ウェブコンソールで音量調整を可能にした
  5. mt-daapd を導入してiTunesサーバとしても利用できるようにした
  6. ついでに名前も『soundbox』から『kurosbx』に変更(これはどーでもいいですが)

こんなところです。etch + カーネル 2.6.25をベースにこの『kurosbx』を導入したインストールイメージ(ファイル名は debian-etch-2.6.25-kuroBOX-DHCP+kurosbx1_00-2008XXXX.xxx)を用意しましたので、興味のある方はご利用ください。眠っている玄箱があれば音楽再生端末として活用しましょ!(2009/07/30 公開終了)

プロキシ越しのAPT

以前、仕事用のノートPCに構築したVirtual PC 2007上のDebian(etch)環境ですが、インストールしただけでほとんど使っていません。たまにはアップデートでもしとくか…と思ったのですが、現在の作業場所からはプロキシを通す必要がある為そのままでは apt できません。ん?そういえば、apt のプロキシってどこで設定するんだろ…ということで調べてみたところ、/etc/apt/apt.conf に次のように指定するらしい。

Acquire::http::proxy "http://proxy.example.com:8080/";

自分の環境では apt.conf ファイル自体が存在しなかったので、新規作成して上記を記述。無事に apt できました。GUI の”アップデートマネージャー”もこれで動くようになります。

etch化済 玄箱インストールイメージ

ちょっと時間がとれたので玄箱をクリーンな環境に戻して最新カーネルを適用しetch化まで済ませのインストールイメージを作成しました。

こちらに置いておきますので、必要な方がいらっしゃればご自由にご利用ください。(アップ先のサービス停止に伴う公開終了)

【更新履歴】
・(2008年05月10日) カーネル 2.6.25 + etch化済イメージを追加。
・(2007年12月16日) カーネル 2.6.23.1 + etch化済イメージを追加。
・(2007年10月21日) アップ先変更。
・(2007年07月28日) カーネル 2.6.22.1 + etch化済イメージを追加。

インストール手順

新規インストールイメージの導入手順は下記を参考にしてください。

  1. 玄箱をEMモードに落とします。rootでログインし、以下のコマンドを発行します。
    # echo -n "NGNG" > /dev/fl3
    # reboot

    すでにDebian化している場合は背面のリセットボタンを押すか、以下のようにしてリセットボタンのスクリプトを直接実行し、再起動すればEMモードに入れます。

    # /etc/kuroevtd/resetpress
  2. EMモードの玄箱にTelnetでログイン(ユーザー:root パスワード:kuro)し、次のコマンドを実行してパーティションを再作成します。
    # /sbin/mfdisk -e /dev/hda
    # sh /sbin/mkfilesystem.sh
  3. /mnt に /dev/hda1を、/mnt2 に /dev/hda3をそれぞれマウントします。
    # mount /dev/hda1 /mnt
    # mount /dev/hda3 /mnt2
  4. etch化済イメージをFTPで /mnt2 に転送。転送後、展開します。
    # cd /mnt
    # tar xvzf /mnt2/debian-etch-2.6.20-kuroBOX-DHCP-20070508.tgz
  5. ネットワーク設定が必要な場合はこのタイミングで。
  6. EMモード解除コマンドを入れて再起動すれば終了です。
    # /usr/bin/write_ok
    # reboot

カーネル 2.6.22.1 + etch化済イメージ(2007-07-28)

新規インストールイメージとは別にすでに構築済みの環境用にカーネルのみ、モジュールのみのイメージ配布も始めました。こちらを利用する際のインストール手順は以下の通り。

  1. kernelimage-2.6.XX-kuroBOX.tgz と modules-2.6.XX-kurobox.tgz をダウンロードして玄箱上に転送します。
  2. /boot の下にカーネルイメージを展開し再起動します。
    # cd /boot
    # tar xzvf /home/tmp-kun/kernelimage-2.6.20-kuroBOX.tgz
    # reboot
  3. モジュール群を /lib/modules に展開します。
    # apt-get install module-init-tools
    # cd /lib/modules
    # tar xzvf /home/tmp-kun/modules-2.6.20-kuroBOX.tgz
    # depmod -a

以上。

玄箱をEtch化

玄人志向 NAS 組み立てキット 玄箱シリーズ KURO-BOX4月にDebian 4.0「Etch」が正式リリースされてからしばらく経ちます。

自宅のi386環境でさっそく試用していますが、これといって大きな不具合もなく快適に利用できているのでDebian化して利用している玄箱も「Etch」にアップグレードしてみました。

Etch化の手順は、「/etc/apt/sources.list」をEtch用に変更(non-USは廃止されているのを思い出してついでに削除)して下のコマンドを叩くだけ。

apt-get update
apt-get dist-upgrade

比較的クリーンな環境を保っていることもあり途中警告が出ることもなく無事終了。

時間のあるときに一旦まっさらな環境に戻して、Etch化済み玄箱インストールイメージでも作成しておくとしよう。