月: 2011年9月

Galaxy S(SC-02B)のroot化 【2.3.3(KF2)まで対応版】

購入からまもなく1年を迎えようとしているGalaxy S(SC-02B)をここらでようやくroot化することにしました。

6月にリリースされたAndroid 2.3.3(KF2)にバージョンアップすると「z4root」や「GingerBreak」などによる簡易なroot化手法が使えません。このため、パパさんカーネル(KE3)をodinで焼いて一旦バージョンダウンとrootの取得を行ったうえで端末からのアップデートで再び最新の純正カーネル(KF2)に戻すという手法をとりました。

以下、参考にされる方はあくまで自己責任でお願いします。(フォローやサポートは致しかねます)

  1. まず、Galaxy S(SC-02B)を2.3.3(KF2)にバージョンアップ(=ソフトウェア更新)しておきます。(初めての場合は、アカウント登録が必要になります)
  2. 続いてSC-02B用のUSBドライバーをSAMSUNGのホームページより入手し手元のPCにインストールしておきます。(Kiesを導入済であれば同時にインストールされているはずなのでこちらの対応は不要です。)
  3. XDA DevelopersからOdin3、こちらよりroot化済みのパパさんカーネル(KE3)をそれぞれダウンロードし解凍しておく。
  4. SC-02Bの電源を落とし、ボリューム下ボタンとホームボタンを押しながら電源ボタンを押して”ダウンロードモード”で起動。黄色い工事中みたいなマークが表示されたらUSBケーブルでPCと接続します。
  5. さきほどダウロードしておいたOdinを起動し、一番左のID:COM欄が黄色になっているのを確認。右下のPDA欄にチェックを入れてパパさんカーネルのパスを指定したら「Start」を押下。数分放置しておくとカーネルが更新されSC-02Bが再起動します。再起動後、アプリの一覧の中に「Superuser」アイコンがあることを確認してください。

    Galaxy S(SC-02B)のroot化 【2.3.3(KF2)まで対応版】

    ※環境によってはパパさんカーネルを焼いた後の再起動時にGalaxy Sロゴの無限ループに陥る可能性があります。その際は一度電源を落とし、ボリューム上ボタンとホームボタンを押しながら電源ボタンを押して起動してリカバリーモードに入り、ファクトリーリセット後リブートすればOKです。

  6. root化自体は先の手順で終了ですが古いカーネルを適用した状態なので、あらためて本体よりバージョンアップを実行します。ホームから[設定]-[端末情報]-[ソフトウェア更新]と辿りアップデートを実行してください。これによりroot化された状態を維持したまま最新化されます。再起動が済んだら作業終了です。お疲れ様!

PCからKiesを使ってアップデートするとrootが解除されてしまうので、端末から直接アップデートを実行する点がポイントですね。

root奪取後、Titanium Backupを使って非root環境では消せないプリインストールアプリ「Edge」「ebookjapan」「マガストア」などを削除。近いうちにテザリングも解放しようと思います。

簡単root化ツール(2012-01-22)

「zergRush」と呼ばれるroot exploitを利用したGingerBread(2.3系)対応の簡単root化ツール『DooMLoRD’s Easy Rooting Toolkit』や『Root/Unroot Sony Ericsson Xperia 2011』などが昨年末に登場しています。

2.3.3(KF2)なGalaxy S(SC-02B)にも対応しているようなので同環境にてご利用中の方はこちらをオススメします。(ただし、最新の2.3.6(KL4)には対応していないようです。)

2.3.6(KL4)のroot化(2012-01-25)

昨日Android 2.3.6ベースの最新アップデート「KL4」が公開されましたが、「zergRush」と呼ばれるroot exploitが塞がれ先日追記した簡単root化ツールの類は利用出来なくなっています。

2.3.6(KL4)なGalaxy S(SC-02B)のroot化には、初稿に記したパパさんカーネル(KE3)を用いた方法を利用する必要があります。

最新のroot化手順(2012-04-27)

root化済みのパパさんカーネル(KE3)ですが、公開を終えられ新たに入手出来なくなったようです。

これに代わる方法を新たに起稿しましたので今後はこちらをご参照ください。

『PlayStation Vita』がAmazon.co.jpに登場

12月17日に国内で発売されることが発表となった次世代携帯型エンタテインメントシステム『PlayStation Vita』がAmazon.co.jpに登場。注文可能となった時点でメールを受け取れる「お知らせEメール」に登録することが可能となっています。

対象は『PlayStation Vita (Wi-Fiモデル)』と『PlayStation Vita (3G/Wi-Fiモデル)』の両モデル。

購入を予定している方は早めにチェックしておきましょう!

Panasonicのテレビとデノン製AVアンプとの間で生じるARCの不具合

Panasonicの液晶テレビ『VIERA TH-L37D2』とデノンのAVアンプ『AVR-3311』をARCが機能する状態で接続しているとテレビを視聴中にAVアンプに電源を入れるだけで入力ソースが「TV」の状態で起動しテレビの音声がアンプ側から出力されるですが、この時テレビ側でも継続して音声が出続けておりエコーな状態に陥ってしまうためビエラリンクの設定で「音声をテレビから出す」なり「音声をシアターから出す」なりを選択して音声出力をどちらか一方に限定してあげる必要があります。

いっそ完全にAVアンプ側に切り替わってくれても良さそうなものなのに不便や仕様やなぁ…などと思っていたのですが、別件の確認ついでにデノンのサポート窓口に聞いてみたところ「その動きはおかしい」との回答。

デノン側でもいくつかのPanasonic製のテレビで検証を行ってみたそうですが、同じ事象が再現されたことから「Panasonic製テレビの不具合の可能性が高いので向こうにも確認をとってみて欲しい」とのこと。その旨をPanasonicに伝えるとやはり「双方から同時に音声が出力されることはないはず」とのことでサービスの人が自宅に状況確認に来られたのですがその場では原因がはっきりせずPanasonicとデノンの双方で改めて調査が行われることになりました。

車の買い替え検討開始。DS4が気になる。

我が家のZZTセリカも来年1月には4度目の車検を迎えます。外装にこそ痛みが出てきましたがこまめなメンテナンスのおかげでエンジンは今だに絶好調。イロイロと思い入れのある車だけに愛着も深いのですが、子供が生まれてベビーシートを積み降ろしする必要があるというのに3ドア車はさすがに不便…(汗)。仕方なく買い替えの検討をはじめたところです。

買い替えにあたっての絶対条件は4ドアクーペか5ドアハッチバックでシルエットが美しいスポーティなデザインの車。車に限らず自分のもの選びの基準は見た目優先なのでそれは今回も同じ。使い勝手が良いだけのミニバンなんかはもってのほかです。エンジンはNAなら2.0L、ターボなら1.6Lあれば十分。トランスミッションは応答の良い6速ATもしくは2ペダルMT。走りと燃費を両立してくれれば言うことありません。日産と三菱以外の日本車か欧州車で、できればビューポイントが低い車の方が好みです。(日産の大衆車はアクセルペダルに遊びがあるので嫌いです。三菱は少し内情に詳しいので怖くて買う気しません。)

[Perl] Windowsのプロキシ設定を取得

ネット上から様々な情報を取得するプログラムを作る場合はPerlを使ってプログラムを組むことが多いのですが、職場からの実行用にプロキシ設定をソース内に書いてしまうと自宅で同じファイルを動かそうとした際にその設定が邪魔になり修正が必要になるなど意外に面倒だったりします。

Windows機の場合、Internet Explorerなどに適用されるOSの「インターネット設定」の値を使用するようにしておくとそうした手間から開放されます。

メモリースティックの突然死。これぞソニー品質。

ソニー 著作権保護機能搭載IC記録メディア“メモリースティック PRO デュオ今年1月に処分したPSPこと『プレイステーション・ポータブル(PSP-3000)』で使用していた4GBの『メモリースティックPROデュオ(MS-MT4G)』。

いまどきメモリースティックなんて使い途もありませんが、さすがに棄てるには勿体なかったので『ThinkPad SL300』のメディアカードリーダーにセットしてWindows VistaのReady Boost用として使えないものかと思いさっそく準備開始。SL300はフルサイズのメモリースティックじゃないと挿せませんので、Amazon.co.jpにてアダプタを物色。今やソニー自身も見放している絶滅危惧種だけあって品薄感からアダプタも値上がり傾向にあるようですが、サンディスク製のバルク品『変換アダプター 4種類セット』が純正の『メモリースティックDuoアダプター(MSAC-M2)』単品よりも安く売られていたのでこちらを購入しました。