死蔵状態のSATA接続SSDを先日買い替えたテレビの録画用ストレージとして活用するにあたり、手持ちのUSB変換ケースが出払ってしまったため新たに『UGREEN 2.5インチ HDD/SSD ケース』を調達。
この手の製品は今時どれも大差ないだろうと思い、見た目の好みと「金属製で放熱性も高い」といった旨のレビューを参考に選んだのですが、届いた商品はオールプラスチック製。

金属製とかほざいたのはどこの阿保だ…Amazonのレビューを真に受けてはいけないという教訓を、改めて実感することとなりました。(苦笑)
とはいえ、USB変換ケースとしての動作自体に問題はありません。手元に転がっている2.5インチドライブは全てSSDなので、放熱についても過剰に心配する必要はなし。むしろ、工具不要のスライド式構造で内蔵ドライブをとっかえひっかえするつもりのわたしにとっては最適だったのかも。
ちなみに、この製品に採用されているコントローラチップはASMediaのUSB 3.1 Gen2対応コントローラ「ASM235CM」の模様。最近の主流のチップのようですが、以前よく見かけたVIA製の「VL716」との違いが気になるところ。といっても、以前のVL716の時点で転送速度はすでにUSBの帯域上限に達してしまっていますし、スペックシート上のめぼしい相違点であるSerial ATA Revisionの違い(VL716は3.1、ASM235CMは3.2)も転送速度に影響するようなものでないので、今回は消費電力に絞って検証を実施。
容量1TBのSATA SSD『Samsung 870 EVO』を組み合わせた状態で『YEREADW Type-C テスター』にて消費電力を確認したところ、ASM235CMを採用したUGREEN製ケースでアイドル時約0.43W、Crystal Disk Markで負荷をかけた状態で最大1.82W程度。一方、旧世代のVL716を採用した『ORICO USB3.1 Gen2 2.5インチ USB-C HDDケース』との組み合わせだとアイドル時約0.43W、Crystal Disk Markで負荷をかけた状態で最大1.71Wほど。
目視計測なので瞬間最大値を正確に拾いきれていない可能性もありますし、LEDパイロットランプなどチップ以外の実装差異が影響している可能性もあるとはいえ、新しいASM235CMを採用したUGREENのケースの方が負荷時の消費電力が高めという結果に。
プロセス微細化などで新しい製品ほど省電力化が進んでいると盲信しがちですが、必ずしも新しいものがすべてにおいて優れているとは限らないのが難しいところであり、面白いところでもあります。