VMware製品を使った仮想環境は開発を行う際に大変重宝するので自宅に於いては無償で公開されている「VMware Player」を活用しています。
通常はこれだけあれば十分に要求を満たせるのですが、構築した仮想環境を他と受け渡しする場合などに稀に仮想ハードディスク(vmdk)の分割や結合を行う必要に迫られることがあります。この際、vmware-vdiskmanagerなるプログラムが必要になるのですが生憎無償のVMware Playerにはこれが付属しておらず、都度VMware Workstationの体験版(30日の試用制限ですが付属するvmware-vdiskmanagerは制限なく利用可能)をインストールして対応してました。
とはいえ、さすがにこれは面倒なので「vmware-vdiskmanagerだけ抜いておいて使えないものか」と思い試行錯誤したところ、VMware Workstationのインストール先フォルダから以下の3ファイルをセットで抜いておけば以降単独で使用可能なことを発見。
- vmware-vdiskmanager.exe
- libeay32.dll
- ssleay32.dll
一度これらを抜いて用意しておけば、以後仮想ハードディスクの操作が必要になる度にVMware Workstationを導入する手間から解放されます。
ちなみに、vmware-vdiskmanagerはWindows 2000以下の環境では動作しませんのでご注意を。