昨日ヨドバシカメラで購入したPanasonicの37型液晶テレビ『VIERA TH-L37D2』が届きました!
朝8時半頃に「9時~10時の間にお届けします」との電話連絡を受け、慌ててリビングのローボード裏に潜り込みスパゲティ状態のケーブルと格闘してこれまで使ってきた20型のアナログ液晶テレビ『VIERA TH-20LB10』を撤去。朝から汗だくにながらなんとか新しいテレビの設置場所を確保出来たところで荷物が到着。ダンボールや発砲スチロールといった梱包材は邪魔になるので引き取ってもらいたい旨を伝えると玄関先で開梱して本体をローボードの上に置くところまで業者の人がやってくれました。
遅ればせながらようやく我が家にやってきた地デジ対応テレビですが、さすがに20型からの移行とあって37型はかなり大きく感じます。どうせ買うなら42型か46型…なんて秘かに考えていたりもしたのですが、現在の我が家のリビングの広さを考えるとこれくらいでちょうど良かったのかもしれません。40型以上は現在検討している引越しが実現するまでとっておくことにします。
まずは外観をじっくりと観察。今回購入したD2シリーズはパナソニックの液晶テレビのフラッグシップということVIERAとして初めてエッジ型LEDを採用したモデルで一層の薄型化が図られています。購入に際して店舗でも当然薄さは確認済みでしたが、実際に自宅でそれをマジマジと見ていると結構凄いな…と思います。これに伴い重量も軽減されているようで近々予定しているローボードの買い替えに際しても一人で楽に運べそうです。薄型・軽量化の一方で気になる安定性ですが、パナソニックらしい堅実な作りのスタンドのおかげで意外にしっかりしています。少なくとも現行のソニーのブラビアのように軽く触れるだけでグラングラン、といった軟弱さはありません。
外装デザインに関してもD2シリーズは黒を基調にシルバーをアクセントにしておりシルバーの部分が安っぽくはないかな?と少々不安があったのですが、実際にはガンメタに近い暗めのシルバーでチープな感じはありません。またD2で初めて採用された「キャビネットのアクリルの背面を削ることにより、まるでクリスタルのような質感に仕上げています。」という立体感を感じさせるフレーム部の作りが相当秀逸で、見た目の高級感の面では3D対応の最上位プラズマ機より上だと思います。
さっそく動作確認のためアンテナとコンセントを接続し、電源投入後に表示される案内に従って初期設定を行います。チャンネルの自動検索が終わりそこ映された映像の大きさと精細さに見とれてしばし呆然。見慣れたCMも迫力が違います。
無事に映像が表示されることを確認出来たところで気になるドット欠けをチェック。製造品質の高さに定評のあるパナソニックの液晶ですがフルハイビジョンサイズともなるとドット欠けのひとつやふたつはあるだろう…と覚悟は決めていましたが、様々な色を全画面表示させながらじっくり確認したものの問題は見当たりませんでした。さすがです。
続いて視野角。わたしも嫁もリビング脇のキッチンからテレビをチラ見しながら調理したりするので視野角は気になるところですが、IPSパネルだけあって真横に近い位置からでも色の反転や濃淡の変化無く映像を確認することができます。この辺はVAパネルを使っているシャープやソニーには真似できないパナソニックの強みですね。また、ノングレアなので周囲の映りこみが無いのもグッドです。
地デジのチャンネルの切り替え速度ですが、意外に違和感なく操作できます。数年前はリモコン操作をしてからチャンネルが変わるまでに3秒近くかかる機種もあったりしましたからこれは大きいですね。
最後にわたしが一番気になっていた音。最近の液晶やプラズマテレビは薄型化を追求した代償としてスピーカーに割ける容積が小さくなって音質がおざなりにされている…とのことで気になっていたのですが、購入前に騒々しい店頭で音のチェックが出来るわけもなくここだけは本当にイチかバチかでした。で、実際使ってみてどうかというと「普通に使う分には問題のないレベル」ですね。大画面なんだからそれに見合った迫力ある音を!!って人からすれば大いに不満の残るところかもしれませんが、一般家庭で普通のテレビ視聴に使う限りは特に問題にならないレベルは確保されています。ただ、個人的気になったのは音の聞こえてくる位置。スピーカーが下向きに付いているので画面と音の高さが一致せず、ちょっと不思議な感じはしましたがこれは慣れの問題かもしれません。
こんな感じでとりあえず表面上の気になる点をツラツラと書き並べてみましたが、フルハイビジョン、倍速駆動、超解像技術にDLNA、You Tubeなどなど魅力満載なD2シリーズだけにそれらの詳細についてはこれからじっくりおさえていきたいと思います。