先日家を建てたばかりの知人宅に遊びに行ったのですが、ちょうど業者の方が居らしていて水回りのトラブル対応中でした。
築後間もないにもかかわらずトイレが詰まったようで知人は便器の欠陥か配管まわりの不具合を疑っていたようですが、業者の方によると「最近、新築やリフォームで新しくなったトイレによくあるトラブル」とのこと。一瞬どういうことかよく分かりませんでしたが、詳細を聞いていて思わずガッテン。
福岡はメーカーのお膝元という土地柄もあり昔からTOTO製の便器が広く普及していたのでレバーを手前に引くと「大」という仕様がDNAに刷り込まれているわけですが、最近九州でも急速にシェアを拡大しているLIXIL(INAX)の製品は手前が「小」。ほとんどの人がその事実に気がつかないまま使っているようだとのご指摘。
…確かに。言われて初めて知りました。
また、節水型便器の普及で一度に流れる水の量が極端に少なくなっていることや、コストコなどで水に溶けにくい輸入物のトイレットペーパーが扱われるようになったことなども重なってトラブルに繋がる事例が増えている模様。
知人宅はLIXILの節水型トイレでコストコのトイレットペーパーを使っているというフルコンボだったので、遅かれ早かれ詰まらせる運命にあったようです。(苦笑)
帰り際には「毎回業者を呼んでるとお金もかかるのでスッポン(棒の先に吸盤のついたアレ)を用意しておくと良いですよ」との親切なアドバイスも。ただし、昔ながらの半球状のラバーがついたものだと節水型便器にうまくフィットしないので、専用のものを使ってくださいとのことでした。
…なんか色々勉強になりました。