月: 2005年11月

「Firefox 1.5」正式版リリース

本日「Firefox 1.5」の正式版がMozilla Foundationより公開されました。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/NT 4.0、Windows Server 2003、Mac OS X 10.2以降、Linuxなどで、日本語版も同時公開されています。

2004年11月に公開された「Firefox 1.0」から約1年ぶりの大規模バージョンアップで、アップデートの自動化、ブラウザナビゲーションの高速化、ドラッグ&ドロップでのタブの順序入れ換え、ポップアップ遮断機能の改善などが図られています。

IEでは成し得ないセキュアなブラウジングはもちろん、便利なタブ機能や描画速度の速さなどから1.0リリース直後から爆発的にユーザーを拡大したFirefox。まだインストールしてない人は是非お試しあれ。

Virtual Server 2005上でDebianの時間がはげしく遅れる【更新:カーネルの不具合が原因と判明】

Microsoft Virtual Server 2005 Standard Edition 日本語版私が会社で管理しているラックマウントサーバ群の中にあるWindows Server 2003 Enterpriseをインストールしたテスト環境に『Microsoft Virtual Server 2005』(以下、VS2005)を導入して実用に耐えうる性能を有しているかどうかの検証を行いました。

VS2005は実環境(ホストOS)上に仮想環境(ゲストOS)を構築して動かすエミュレータの一種で、1台の端末で複数のOSを稼働させることを可能とするもの。この手の技術で先んじるVMwareに負けじと「Virtual PC」で知られるConnectix社から獲得した仮想マシン技術をもとにリリースされたのが今回試用するVS2005になります。

インストールしたら仮想PCの構成(メモリ量、ハードディスク容量、ネットワークなど)を決め、そこにゲストOSを入れるだけ。手始めにWindows XPを導入してみましたが、コンソールを介してリモート操作するため動きに若干のもたつきを感じるものの思ったよりは軽快に動作してくれています。

ThinkPad T42でVDT症候群を発症したのでThinkPad T43に買替え

仕事で半年ほど使っている『ThinkPad T42』(23736AI)ですが、この端末に積まれているSXGA+解像度(1,400×1,050)パネルはあまり品質が良くないようで半日も使っていると激しい眩暈と吐き気に見舞われる始末。

とはいえおいそれと買い替える訳にもいかないので、無理して使い続けてきたせいか最近は端末を使っていない時にまで眩暈がするようになってきたので慌てて病院に駆け込んだところ「VDT症候群」との診断。モニターなどを長時間見続けたことにより生じた心身の異常をそのように称するようで、今回はやはり状況からしてT42の液晶パネルの特性が原因である可能性が高いとのことだったので急遽端末の買い替え予算を確保。試用機を借りて眩暈などの症状が出ないことを確認出来たXGA(1,024×768)パネル搭載の『ThinkPad T43』(187139J)を購入しました。

ニコンのデジタル一眼レフカメラ用充電池に不具合

Nikon ENEL3 Li-ionリチャージャブルバッテリーニコンはデジタル一眼レフカメラ用充電池『Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL3』の一部に発熱による変形や発火の恐れがあるとして回収・交換を実施する旨の発表を行いました。

対象は製造ロットの上3桁が44A、46A、47A、48A、49A、4AA、4BA、4CAではじまるもの。『Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL3a』や『Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL3e』は対象外とのこと。

EN-EL3は『Nikon D100』や『Nikon D70』、『Nikon D50』などの付属品として出回っていたほか、後継のEN-EL3aとは完全互換が保たれているので『Nikon D70S』で利用するために別途買い求めた方もいるものと思われます。これらの機種をお使いの方は早めにご確認を。

なお、わたしの所有している『EN-EL3』は3つとも回収対象ではなかったようで一安心です。

交換対象ロットの追加(2015-12-07)

昨日、回収・交換対象ロットの追加発表が行われています。

新たに追加されたのは51AA、51AB、51AC、51AD、51AE、51AF、51AG、51AH、53AA、53AB、54AE、54AF、54AH。今回の追加分はすべて国内未出荷の製品であるため日本国内での利用者は少ないと思われますが、海外旅行先で調達したりネット通販で並行輸入品を購入した覚えのある人はチェックしてみましょう。

『Nikon D200』発表

Nikon デジタル一眼レフカメラ D200 ボディ本体ニコンからプロ/ハイアマ向けのデジタル一眼レフカメラ『Nikon D200』が発表されました。12月16日発売開始で店頭予想価格は20万円前後の見込み。

2002年6月に発売されたD100の後継機にあたるD200ですが、だいぶ間が開いたこともあってその繋がりはあまり感じられません。筐体デザインやスペックを見る限り『D70』をベースに開発された上位機種的な雰囲気。

APS-Cサイズ(DXフォーマット)の有効1,020万画素CCDを採用し、感度はISO100~1600に対応(D70はISO200~)。オプションでGPSやバッテリーグリップも用意され、D70シリーズには欠けていた部分はしっかりカバー。なお、製品の写真を見る限りレリーズはアナログ式ではなく、D70Sで採用されているUSB接続のデジタルレリーズを使用するようだ。その他、新開発のID機能付きバッテリの採用などが目をひきます。

3年ほどハイアマ向けの中位機種のリリースが止まっていたニコン、このD200のリリースを待っていた人も多いのでは?