子供が居ると熱さ寒さを気にしてエアコンを点けっぱなしにしてしまいがちなうえ、乾燥も気になるので加湿器もフル稼働…とどうしても電気を多く消費しがち。そこでちょっとでも節電して光熱費を抑えねば…ということで今さらながらLED電球を導入してみました。
今回購入したのは東芝ライテックのLED電球『E-CORE LDA8L-G』。最近は白熱電球との置き換えを強く意識して光が広がるタイプのLED電球が各社からリリースされていますが、この製品も白熱電球の配光角300度に迫る260度をウリにした製品。広い配光角を持つLED電球という点ではパナソニックから300度の拡散性を謳う『EVERLEDS LDA7LG』やNECライティングの330度拡散性をもつ『LIFELED’S LDA5L-G』などがありますが、これらの明るさ(全光束)はそれぞれ390lm、325lmと約30W相当。一方、東芝の製品は明るさ485lmと40W電球とのリプレースに最適ということでこちらを選択しました。最近までLED電球の光は直線的で白熱電球との置き換えにはいろいろ制限が多いといった印象がありましたが、だいぶ改善されているのですね。
さて、今回購入したLDA8L-Gはキッチンのダウンライトに使用する予定ですが、はじめて自宅に導入するLED電球ということで電球露出タイプの洗面所の鏡台にてどんなものか一度比較検証しておくことにしました。
まずは取り付け具合。白熱電球に比べて多少背が高いので出っ張りは少し気になりますがスペースの狭い密閉器具などでなければ実用上の問題はないでしょう。横から見ると放熱用のシルバーの金具部分が見えています。
続けて2つの電球を使用するこの鏡台の一方をもともとの60Wの白熱電球、もう一方を今回購入したLDA8L-Gに換えてみました。手前(右)がLDA8L-Gで奥(左)が60Wの白熱電球。さすがに白熱電球に比べると根元部分の明るさが若干暗いですが、必要十分な明るさは問題なく確保されています。明るさに関しては60Wの白熱電球と比較して数字ほどの差がある印象はありませんでした。昔のLED電球のように正面だけが眩しすぎるようなこともなく自然に光が拡散しています。これなら十分に白熱電球の置き換えは果たせそう!
そういえばLED電球のトップはプラスチップ。今回検証した鏡台のような電球が露出するタイプの器具に設置する場合、固いモノをぶつけて割ってしまう心配がない点もLEDを導入するメリットとなりそうです。