インプレッサ(GP/GJ)の運転席付近で生じる異音の原因と対策

2013年春に購入してからまもなく2年を迎えようとしている我が家のインプレッサ G4。これまで大きなトラブルに見舞われることなく元気に走ってくれてます。

とはいえ、特に窓を閉めきって走る機会の多い冬場になると気になってくるのが「ビビリ音」と呼ばれる異音。これはどのメーカーのどんな車であっても大なり小なり生じるものなので致し方ない面もあるのですが、小さな音にも敏感な耳を持ち合わせる人間にとってはどうにも耐えられない苦痛。運転中の集中をも阻害しかねないので可能な限り対処したいところですが、基本的に走行中の振動や衝撃でしか発生しないので発生源の特定が難しくディーラーにお願いしても的確な対処が行えるケースは稀です。

同じ車であっても製造時期や乗り方によって症状が異なるケースもありこれもまた対応を難しくしている一因ではありますが、ディーラーで聞いた情報や自分で試行錯誤しながら得た知見から現行型インプレッサ(GP/GJ)の運転席周辺で生じるビビリ音の主な原因と対策が誰かの役立つかもしれませんのでここにまとめておくことにします。

ツィータグリル

ダッシュボードの両脇に設置されているツィータ。それを保護するネット状のグリル部材はビビリ音の発生源となりやすい箇所の1つです。ここが原因かどうかは異音発生中にグリルを指で押さえて症状が治まるかどうかで簡単に確認可能です。(前方には十分注意してください)

グリル側面とダッシュボードの摩擦音のほか、グリル裏のクリップの噛み合わせが悪くガタツキが原因の場合もあります。後者であればクリップ部にマスキングテープを撒くなどするだけで解消することもあるので、色々と試してみましょう。

150216_tape - インプレッサ(GP/GJ)の運転席付近で生じる異音の原因と対策

また、屋根のない駐車場を利用していると夏場の高温でダッシュボード回りの内装が変形し、フロントガラスと擦れて異音が生じていることも考えられます。このような場合にはエーモンから販売されている『ビビリ音低減モール ダッシュボード用』などを利用することで改善が見込めるかと思います。

ビビリ音低減モールは微細なビビリ音の予防措置としても有効そうなのでわたしも近日中に施工予定です。

EyeSight(アイサイト)のカメラ

EyeSight(アイサイト)搭載車に限ったケースになりますが、頭上付近から軽い金属音が聞こえてくる場合にはフロントガラスの上端中央に位置するEyeSight用カメラを疑ってみてください

カメラを覆うカバーを指先で叩いて同じ音が確認出来るようであれば、カメラそのものの固定やそこに繋がるケーブル類の結束が緩んでいることが原因と思われます。

この事象の対策を行うには一旦カメラを覆うカバーを外す必要があり、自分で作業して下手にカメラに触れてしまうとアイサイトの再調整が必要になることもあるので基本的にはディーラーに症状を伝えて対応をお願いすることをオススメします。

Aピラーの内装カバー

Aピラーを覆うカバーも振動や衝撃、温度変化による部材の収縮などの影響を受けやすいパーツのひとつ。カバーの着脱は比較的簡単なのでビビリ音の発生源として疑わしければ一度カバーを剥がして様子を見てみるのも一手。

カバーの振動が原因の場合は隙間テープ等のクッション材で当たりを調整してやればOK。カバーの内側に隠蔽されているETCやナビなどの配線が緩んでバタついている場合にはしっかり結束しなおしましょう。

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なお、Aピラーカバーを着脱する際は内側中央にある白いクリップを紛失しないよう注意しましょう。作業中に外れてダッシュボードの内側に落ちてしまうと見つけるのに難儀します(経験者は語る)。探しても見つからない場合は諦めてディーラーにお願いして新しいものを譲ってもらいましょう。顔見知りの営業の人であれば無料で譲ってくれるかと思いますが、2度3度…となるとさすがに頼みづらくらるのでオートバックス等で『トリムクリップ No.1941』を買ってくればOK。

150216_clip - インプレッサ(GP/GJ)の運転席付近で生じる異音の原因と対策

トヨタ車用と記載されていますが、インプレッサも同じものが使われています。

メーターまわり

メーター回りで生じる異音としては、メーターユニットの剛性不足で生じる軋み音とフードとユニットの干渉により生じる摩擦音があるようです。メーターユニットを固定するネジを一度緩めてから締め直してみたり、クッションテープで当たりを調節するだけでもかなり改善するかと思います。

運転席足下の内装パネル

荒れた路面でミシミシと樹脂が擦れあうような異音が生じている場合は運転席の膝元(ハンドル下部)の内装パネルが原因かもしれません。

ダッシュボードやセンターパネルの側面と擦れて異音が生じるケースが多いので、一度膝元のパネルを取り外し(イグニッションスイッチ等のコネクタが固くて外しにくいので、少し浮かせるだけでOK)て外縁に沿って細く切ったエプトシーラーを貼っておくと解消します。

運転席足下の固定金具

運転席の足下だったりハンドルの奥の方から聞こえてくるような異音であれば、運転席足下の左奥にある緑色のコネクタが刺さった黒いボックスを疑ってみてください。

これを固定している金属プレートが指先で弾くとビョンビョン振動してしまうくらい軟弱なので、これが走行中に足下から聴こえる異音の主たる原因であるケースが多いようです。

150216_plate - インプレッサ(GP/GJ)の運転席付近で生じる異音の原因と対策

この問題はディーラーでも認識しているようなので点検ついでにお願いすれば対応してもらえると思いますが、急ぎの場合は自分で制振材を貼り付けるなどして対応可能です。

最後に…

狭い車の中は音が反響しやすいので「運転席の足下からカタカタ聴こえる」と思っても、実はグローブボックスの中に入れたボールペンが転がっているだけだったり、後部座席に放置していた空き缶の振動が原因だった…なんてことが多々あります。

異音の原因を探る際は必ず車内の荷物を整理してから行うよう心がけましょう。

    この記事へのコメント

    インプレッサに乗り始め2千kmほど。
    膝の近くで小さな異音が鳴るようになってこの記事にたどりつきました。
    次の検査でディーラーに相談してみます。
    ありがとうございます。

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