昔からサッカーは好きでW杯などは欠かさずTV観戦してきましたが、Jリーグにはほとんど関心がなく20年ほど前にタダ券を貰って完成後間もない鳥栖スタジアムで現地観戦したきり長いこと疎遠な状態でした。しかし、2018年の夏にフェルナンド・トーレスがサガン鳥栖入りしたことで状況が一変。
かつて世界を沸かせたアイドルが極東の小さなクラブのユニフォームに袖を通すなんて予想もしなかったこと。全盛期を過ぎてコンディション的に万全でないのは素人目にも明らかでしたが、降格圏を争うチームにあって連携がうまくいかない中でも労を惜しまずピッチを駆け回り味方を鼓舞する姿に感動を覚えこの1年足しげく鳥栖スタジアムに通いました。
そんな彼も先日の神戸戦で現役生活にピリオド。スペイン代表として共に戦ったイニエスタやビジャとの対戦をラストマッチに選んだとあって世界的に注目された一戦でしたが結果は1-6の大敗。それでも最後までチームプレーに徹したレジェンドの姿にはグっと来るものがありました。
現役最後の挑戦の場に日本を選び、そこでスパイクを脱ぐことを決めてくれたことには1ファンとしてただただ感謝するばかり。夢のような1年をありがトーレス!!