ThinkPad SL300 が到着

一昨年、嫁用に『HP Pavilion Notebook PC dv2605/CT』を購入しましたがBluetoothの実装不具合が判明しやむなく返品。その後は嫁もわたしのデスクトップを使っていたのですが、二人で一台はさすがに不便なのであらためて新端末の調達を検討していたのですが、先日なかなか良いマシンを見つけ注文しておいたものが本日到着しました。

090204_sl300

購入したのはレノボの『ThinkPad SL300』(2738CTO)。注文時レノボのウェブサイトには「納期までに約1ヶ月を要する」といった感じの記述があったので到着は月末頃かと思っていたのですが、実際には7営業日くらいでの到着となりました。同時に発注をかけた予備のバッテリーとACアダプタは未到着ですが、出荷済みの案内メールは先日届いているのでこれらも近いうちに届くことでしょう。

SL300は『Lenovo 3000』シリーズの後継にあたるエントリー向け13.3型ワイドノートPC。近々春モデルの発表があるからでしょうか、カスタマイズはあまり効かないもののCore 2 Duoを採用し、XPダウングレード付Windows Vista Businessを採用した構成が8万円台というお値打ちプライスでした。詳細スペックは次の通り。

ThinkPad SL300
OSWindows Vista Business (Windows XP Professional DG付)
CPUCore 2 Duo P8400 (2.26GHz)
チップセットIntel GM45 Express
メモリPC2-5300(DDR2-667) 1GB(1GBx1)
ディスプレイ光沢あり 13.3型液晶(WXGA LEDバックライト付)
グラフィックIntel GMA 4500MHD
HDD160Gバイト (5,400rpm)
光学ドライブCD-RW&DVDコンボ
無線LANインテル WiFi Link 5100 (802.11a/b/g/n ドラフト2.0準拠)
Bluetooth内蔵
バッテリーSL300 6セルLi-Ionバッテリー
インターフェースVGA、HDMI、マイクロフォン・ジャック、ヘッドフォン・ジャック、USB2.0(3)、RJ-45(LAN)、ワイヤレスLAN ON/OFFスイッチ、IEEE1394

この SLシリーズですが、エントリーモデルとはいえThinkPadの名を冠した影響は大きいようでキーボードは従来のThinkPad譲りの打鍵しやすいものが採用されています。天板こそ光沢のあるブラック塗装で外見の差別化が図られているもののシンプルなシルエットは保たれています。T シリーズなどの天板に使われている微細なシボを施した加工もシックで見栄えは良いのですが、あれはあれで長年つかっているとだんだん磨り減ってみすぼらしくなっていくのでSLシリーズの光沢天板も長い目で見れば悪くないのかもしれません。ただし傷がつくと相当目立ちそうです…。

なお購入にあたってディスプレイが光沢のあるグレア液晶という点だけがひっかかっていたのですが、実際見てみると13.3型ワイドで画面がさほど大きくないためか映り込む光源が少ないのでほとんど気になりませんでした。日中の屋外や蛍光灯が整然と並ぶオフィスではどうか分かりませんが、13.3型ながら厚みも重さもそこそこあって気軽に持ち運ぶようなマシンではないのでそこはあまり気にすることもないでしょう。

電源を投入すると初期導入OSのWindows XPが起動します。最初からVistaではなくxpを使うつもりなのでこれは問題ないのですが、残念なことに付属するリカバリディスクはVistaのものだけ。最初に自分でxp用のリカバリディスクを作成しておかなければいけません。さっそく着手したのですが、リカバリディスク作成用ツールがどこからどこまでをリカバリ対象にしてるのか分かりませんが、最終的にCD-R 9枚を要し、時間も2時間近くかかってしまいました。

最後に。ちょっとした調べ物をするときなどはわたしもSL300を使わせてもらう予定です。そこでより快適に利用できるよう昨日NTT-Xでメモリを発注しておきました。2GB x2で4GB構成になる予定…メモリ安いって素晴らしい。

予備バッテリー到着(2009-02-05)

本体から遅れること1日。予備用として同時発注していたバッテリーが届きました。

本体付属のバッテリーは6セルですが、今日届いた分は4セル。電源の確保が難しい場所に持ち出すことがあった場合などに使う予定ですが、当分そんなケースはないでしょうからしばらくは使われないままでしょう。

メモリ増設(2009-02-06)

I-O DATA PC2-5300 (DDR2-667) S.O.DIMM 2GBx2 SDX667-2GX2/ECNTT-X に注文しておいたI-O DATAのメモリ『SDX667-2GX2/EC』が到着しました。PC2-5300(DDR2 667) SO-DIMMの2GB品が2枚セットになったもので、昨日届いた『ThinkPad SL300』用にと事前に発注しておいたものです。

まずメモリ増設前にSL300の初期状態でのベンチマークをとってみました。その後メモリを取り付けて再度ベンチ。ふたつの結果を比較してみます。ベンチマークには 3DMark06 と懐かしの HDBENCH を使用。画面解像度は 1280×800 にて実行してます。

※メモリ増設前(1GB x1)

HDBENCH Ver 3.30 の結果 :
ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
76681   319455  322863   170495   86322   173531          59

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
20274  19586    9180     666   33761   48901   14034  C:\100MB

3DMark06 の結果 : 548
※メモリ増設後(2GB x2)

ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
82537   311318  319900   172133  126923   250264          58

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
20719  17779    9720     747   53250   39937   13289  C:\100MB

3DMark06 の結果 : 705

グラフィックについてはオンボード故まったく期待してなかったのですが予想していた数値よりは上でした。なにせ3DMark06のスコアはRadeon X300 SE Hyper Memoryグラフィックボードを載せていた最近までのわたしのデスクトップ機のスコアの約2倍。インテルのオンボードグラフィックも亀の歩みながら着実に進化しているのですね。あとメモリ増設前と後で以外に性能差が生じたのも驚き。やはりメモリ2枚挿しでデュアル・チャネルになったことが効いたのでしょうか。

ThinkPad SL300 が到着

今回の増設で搭載メモリ量は1GBから4GBへと大幅スペックアップしましたが、ご存知のように32bit OSでは4GBのメモリを認識できません。SL300でもシステムメモリーとして認識されたのは3GBほど。RamPhantom等を導入して残りの容量を有効活用する手段を検討したいと思います。

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