嫁が欲しがっていたパナソニックのドライヤー『ナノケアドライヤー (EH-NA92)』を購入しました。「ナノイー&ミネラルプラチナで、強く美しい髪へ。」を謳う最上位モデルのこの製品、ドライヤーの分際で1万数千円しました(苦笑)。だいたい「ミネラルプラチナ」って何者?と思って外箱の説明書きを読んでみると”亜鉛電極から発生されるミネラルマイナスイオンとプラチナ電極から発生されるプラチナマイナスイオンの総称”…ってよく分かりませんがなんとなく凄そう、ということだけ理解しました。
本体サイズは一般的なドライヤーに比べると少し大きめですが、SF作品に登場するレーザー銃みたいでなかなか格好いい。付属品として説明書の他にセット用ノズルと置き台、それから掃除用のブラシが付属していました。
ナノイーとミネラルプラチナの発生装置が吹き出し口の上に設置されているので頭でっかちなシルエットですが、しっかりした作りと握りやすいグリップのおかげで不安定な印象はありません。この手の製品は女性を主なターゲットに据えて作られるものだけに操作系は比較的シンプル。ハンドル部にOFF,SET,DRY,TURBOと4つのモードの切替スイッチがあり、温風/冷風の切り替えとナノイーのON/OFFを選ぶボタン式のスイッチはそれぞれに別途用意されています。これはあまり髪のボリュームを落としたくないような時にOFFにして使う為のもので、普段はONのままで構わないみたい。
お風呂上りにさっそくコンセントを挿してスイッチを入れると…イオン放出口が青く光って格好いい!
運転音はこれまで使っていた日立のマイナスイオンドライヤー(7~8年前に購入)と変わらないかな?というレベルですが、本体サイズが大きい分同じレベルの騒音でもこちらはパワーのある印象を受けます。ちょっと感動したのは髪の艶を保ったまま乾燥させるために中央部分からは温風を、外側からは冷風を出しているということ。これにより必要以上に髪が熱せられて痛むということがなくなり髪の流れも整えやすくなるそうです。なにより使用中も本体がほとんど熱くならない点がグッド。また、風が発散しにくい構造のようで先端にセットノズルを取り付けなくても狙ったところをしっかり乾かせるのも好印象です。
肝心の使用後の印象ですが、太くて硬い髪質のわたしの場合特別潤ってるという感じは受けなかったのですが、ゴワつき感が減ってブラシの通りが良くなったのは明らかに実感できました。翌日も手櫛がスッと入る状態をキープしていて、セットもしやすくいい感じです。
正直「ドライヤーなんてどれも同じでしょ」と長年思ってましたが、こうも違いを実感させられるとは…。