一昨日にようやく国内販売が開始されたGoogleブランドの7型タブレット端末『Nexus 7』。もともとこの製品の購入を考えていたこともありその日の正午には注文を入れておいたのですが、香港から出荷された荷物が福岡の我が家に到着するまでわずか2日。国際物流のFedEx及び国内配送を担当した西武運輸をの仕事の早さには驚かされます。
さて。待ちわびたNexus 7の到着に気持ちは高ぶるばかりですが、一応国内では早期入手組にあたるかと思いますので軽く開梱の儀をやっておくことにします。
今回国内販売が始まったNexus 7ですが、販売は現時点でGoogleの日本法人ではなくシンガポールに拠点を置くGoogle Asia Pacific Pte. Ltd.が担当していますが、実際の商品は香港からの出荷となります。国際航空貨物として日本にやってきた荷物はこんな感じで注文者の元に届けられます。
外装梱包の段ボールの中にはGoogle Playでの購入明細とプチプチに包まれたNexus 7のパッケージが収められています。
パッケージの内箱は黒一色でNexusのロゴが入っただけのシンプルなデザイン。Galaxy S(SC-02B)のパッケージングデザインが思い起こされます。
開封シールを外して箱を開けるとNexus 7本体が現れます。本体は保護用フィルムに覆われています。
本体の下の箱に納められた付属品を取り出します。付属品は充電用アダプタ、USBケーブル、取扱説明書、保証書、リサイクルマークなど。ドキュメント類はすべて日本語化されています。
わたしにとっては初めてのタブレットというところで大きさが気になるところですが、片手でしっかりホールドできるサイズ。7型というのは絶妙なサイズですね。
Galaxy Nexus(SC-04D)と並べてみるとこんな感じ。
背面はNexusと製造を行っているASUSのロゴ入り。ラバーのような質感で滑りにくくなっているので安心です。中央下部に貼られているシールは総務省による技適マーク。所謂お役所の利権マークというやつですね。
開梱及び外観チェックはこんな感じ。
続けていよいよ電源ON。OSは最新のAndroid 4.1.1(Jelly Bean)でバージョンとしては現在国際版Galaxy Nexus用にリリースされているものと同じものなのでここでのレビューは省略しますが、CPUにクアッドコアのTegra3を搭載しているだけあって動きは驚くほどスムーズ。ウェブの閲覧はもちろん動画の視聴も快適。使い方次第で可能性は無限大に広がりそうです。
最後に、電源を入れて液晶の様子だけ確認しておきましょう。
IPS液晶だけあって視野角は広く上下左右から覗き込んでも表示が破綻することはありません。これまでGalaxy S(SC-02B)、Galaxy Nexus(SC-04D)と高いコントラスト性能を誇る有機ELディスプレイを採用したスマートフォンの画面を見慣れているせいか、Nexus 7の液晶は若干発色が薄く感じられますが、長い時間使用するのであればこのくらいでちょうど良いのかもしれませんね。
Android 4.4(KitKat)へのアップグレード(2013-11-27)
Nexus 7(2012)用にコードネーム「KitKat」ことAndroid 4.4のOTA配信が始まったのでさっそく適用しておきました。
初期リリースのリビジョンはKRT16S。Android 4.4での改善事項のひとつに挙げられている「メモリ利用の最適化によるレスポンス向上」の効果はNexus 5だとよく分からなかったのですがNexus 7(2012)だとそれなりに実感できます。
1年落ちのNexus 7(2012)もまだまだ現役をはれそうです。
Android 5.0(Lollipop)へのアップグレード(2014-11-13)
公開直前に判明した不具合に対応するためリリースが遅れていたAndroid 5.0(Lollipop)がようやくロールアウトされました。
端末リリースから18カ月間を目処とするOSアップデート提供保証期間を過ぎているNexus 7(2012)にはAndroid 5.0の提供が行われないものと見られていましたが、大方の予想を裏切る形でリリースされることになったようです。さすがはGoogle。
メジャーアップデートだけあって色々と変更が多いようですが、すぐに慣れるでしょう。