自宅で家族共用端末として使っているGoogle純正のタブレット端末『Nexus 7(2012)』も購入からまもなく3年。
コストパフォーマンスに優れたタブレットとして世界的に売れたこともあり18ヶ月間はアップデートの提供を保証するというNexusのガイドライン期間を過ぎてもなお最新OSが提供されるなど特別な扱いを受けている同機ですが、Lollipop(Android 5.X)へのアップデート後はさすがにスペック面で厳しさを感じさせられます。
そろそろ買い替えを…とは思うものの、現在Nexusシリーズにラインナップされている最新タブレット『Nexus 9』はLTE対応モデルで約65,000円、WiFiだけの下位モデルでも約45,000円と高額でなかなか購入に踏み切れずにいたのですが、昨日行われたAmazonプライムの会員限定セール「prime day」に於いて『Nexus 9 LTEモデル』がまさかまさかの29,980円!
Nexus 9が出品されることは事前に告知されていたものの、通常値引き販売が行われないNexus端末だけに「せいぜい10%オフくらいだろう」と予想していたのですが蓋を開ければまさかの半値以下。限定1,000台と多めに用意されていたにもかかわらず一瞬で完売になったのは言うまでもありませんが、淡い期待を抱いて販売開始の瞬間に価格をチェックをしていたわたしも無事に1台ゲットすることが出来ました。
htc製8.9型タブレット『Nexus 9』
カラフルだったこれまでのNexusシリーズの外装から一転、白基調でシンプルになったパッケージをさっそく開梱。本体以外の同梱品はUSB-ACアダプタ、microUSBケーブル、SIM取り出しツール、取扱説明書に保証書。
本体外装は艶消しのメタルフレームに「NEXUS」の刻印が施された上質な手触りのバックパネル。インターフェースは右側面に電源ボタンと音量調整スイッチ、下部には充電用のmicroUSB端子、上部イヤフォン端子。
Wi-Fi専用モデルと今回購入したLTE対応モデルとの一番の違いはSIMカードスロットの有無。SIMカードスロットは左側面に用意されており、蓋の横にある小さな穴に付属のSIM取り出しツールを刺してトレイを引き出します。
使用可能なSIMカードはnano SIMサイズのもの。うちはIIJmioのファミリーシェアプランを利用中で最初に発行した3枚のSIMカードのうち1枚を使わずに取っていたのでそちらをセットしておきました。
質量は436g(Wi-Fiモデルは425g)で数字だけ見るとかなり重たそうですが、実際手にしてみるとそれほど苦には感じません。サイズも平均的な大きさの手を持つ人であれば何とか片手で保持することが出来ると思います。
電源投入後、初期セットアップで無線LANやアカウントの情報を入力してホーム画面へ。OSバージョンは5.0.1でしたが、OTAにより5.0.2 (LRX22L)を経て5.1.1 (LMY47X)へとアップデートされました。
Nexus端末はユーザーエクスペリエンスを重視して”素”のAndroidが導入されているためソフト面での目新しさはありませんが、液晶をダブルタップするだけでスリープ(画面が消えた状態)から復帰出来る「Double tap to Wake」機能や視野角が広く密度も高いIPS液晶の品質、「Tegra K1」採用による快適な動きなどハード面での充実ぶりには感激しきり。
安価に入手出来る機会を与えてくれたprime dayには改めて感謝です。
液晶保護フィルムもあわせて入手
Buffaloの『Nexus 9専用 気泡が消える液晶保護フィルム 反射防止タイプ(BSTPNX914FT)』も入手してさっそく液晶面に貼り付けておきました。底なし沼の低品質を誇るBuffaloの製品ですが、個人的に液晶保護フィルムだけはまともだと思ってます。(苦笑)
「Gorilla Glass 3」を採用しているNexus 9とはいえ、鞄の中に入れて持ち歩くとどうしても傷はついてしまうので念の為…。