現在寝室に置いているダブルベッドはそこそこ良い値段で購入したものですが、12年以上に渡る使用でギシギシとスノコの軋む音が酷くなってきたうえ、嫁が掃除機をガンガンぶつけるので下回りが傷だらけ。おまけに、こだわって選んだシーリーのマットレスもヘタりが気になりはじめた頃合いなので一式買い替えることにしました。
夏場は節電のためエアコンを点けた主寝室で子供も一緒に寝ることがありますし、それでなくともうちは夫婦揃って暑がりで寝相も悪いのでこれまでと同じダブルベッドでは手狭なことは明らか。そのためクイーンサイズやキングサイズあたりも検討はしたもののフレームやマットレスの選択肢があまりに少ないうえ、仮に購入したとしてもマットレスのローテーションやシーツの洗濯があまりに大変そうなので、最近インテリアショップなどでもよく見かけるシングルベッドを2つ並べて利用するスタイルを採用。
これなら幅はキングサイズと変らないので子供と3人並んで寝ることも出来ますし、寝返りをうっても直接揺れが伝わりません。また、どちらかが風邪をひいた時には伝染さないよう離して寝ることも出来るなど実用性も高いですからね。
フランスベッド創立65周年の特別記念モデルのフレームとドリームベッドのマットレス
新しいベッドとマットレスは引っ越しの際にテーブルやソファーなども手配した家具店で購入。
フレームは作りがしっかりしていてギシギシ鳴りにくいスノコベッドでシンプルで飽きのこないデザインのものという条件でフランスベッドの『メモリーナ65』を、マットレスはドリームベッドの『ドリームポケットパラレル(F1-P)』をチョイス。
フレームは2014年にフランスベッドから発売された創立65周年の特別記念モデルで、日本製で丁寧に作られた製品ながらコストパフォーマンス抜群で人気の商品とのこと。
家具の目利きの能力はありませんが、実際スノコなどを見ると使われている素材や作り込みが他の商品に比べしっかりしているのが素人目にも明らかだったので安心して利用できそう。
また、木製フレームのベッドにしては珍しく高さを2段階に調整可能なのも特徴で、高い方に設置した場合はロボット掃除機も利用可能になる点が謳われています。生憎うちにはロボット掃除機はありませんが、普通の掃除機やモップを使った従来の掃除もやりやすくなるので高めで設置してもらいました。
一方、マットレスのドリームベッドですが…意外にご存じない方も多いはず。現在マットレスといえばサータ、シーリー、シモンズなど海外ブランドが大勢を占めていますが、このうち国内で流通しているサータのマットレスの製造を一手に請け負っているのはこの広島の老舗メーカー「ドリームベッド」だったりします。業界筋では以前から評価が高く最近でもJR九州の「ななつ星」のスイートルームに採用されるなどしており、家具屋での評判もかなり高かったので実際に寝比べてみたのですが寝心地の良さは間違いありません。
同じ会社で作っているだけあって感触はサータとほど近いのですが、自社ブランドの製品の方がブランド料が上乗せされない分多少値段も安いうえ、JIS規格でも最高グレードのSWRH82BC種を用いたコイルを使用しているため長期間ヘタりにくくオススメとの声を聞いてこちらに決めた次第。
わたしは横を向いて寝ることが多いので一番ソフトなタイプを選択しましたが、多少無理な姿勢で寝ても肩や首が痛くなることがないですし、上を向いて寝も体のラインに見事にフィットするので腰への負担も少なくまったく苦になりません。
とっても良い感じです。