自宅の『HP EliteBook 8460w』と最近仕事で使っている『HP ProBook 450 G2』にWindows 10 April 2018 Update(RS4)をクリーンインストール。
EliteBook 8460wは以前からWindows 10化してますが、ProBook 450 G2は今回初導入。デバイスマネージャーにはセットアップ直後「不明なデバイス」が1つありましたが、Biosで「Intel Smart Connect Technology」を無効にすることで無事解消。(「Intel Smart Connect Technology」はインテルもサポートを終了しており、Windows 10用ドライバも提供されていないのでこの期に抹殺。)
セットアップ完了後、一通り触ってみましたが両機とも動作に問題は見当たらず一安心。
2020年1月にはWindows 7の延長サポートも終了してしまうので、古い環境で動いている業務用クライアントは色々考えないといけませんね。
ファイルサーバやNASにアクセス出来なくなった際の対処法(2018-05-10)
Windows 10 April 2018 Updateを導入した端末で客先の一部の共有フォルダにアクセス出来なくなったので不思議に思い調べてみると「SMB 1.0/CIFS クライアント」がデフォルトで無効になっていました。
昨年秋のWindows 10 Fall Creators Update(バージョン 1709/RS3)に於いてWindows 10 Professional/Homeをクリーン インストールすると「SMB 1.0/CIFS サーバ」はデフォルト無効となっていましたが、今アップデートではクライアント側も対象になった模様。
SMB1.0の脆弱性をついたランサムウェア「WannaCry」が猛威をふるったことを受けての措置と思われますが、ちょっと古いNAS製品などはSMB1.0にしか対応していなかったりするのでそれらを利用している際は「Windows の機能の有効化または無効化] より[SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート]-[SMB 1.0/CIFS クライアント]を有効にすることで引き続き利用が可能になります。
ちなみに…メジャーどころでいうと『nasne』もSMB 2.0以降には対応していないので、ファイルサーバとして活用しているのであれば上記設定変更が必要になります。
ファームウェア更新でSMB 2.0以降に対応してくれれば一番なのですが、ソニーも今更そんな労力割けないでしょうから可能性は限りなく低いでしょうね。