うちの子供も4月から小学校に進学。2歳頃から乗っていた『いきなり自転車』もいい加減小さくなったので買い替えが必要なのですが、この1年ほどの成長具合からして今の体に合わせて買ったところで2,3年乗れるかどうか…。
幸い小学校では「(低学年は)一人で自転車を乗り回してはいけません」と指導しているらしく、友達と遊びに行くのに欠かせないというわけでもないので買い替えは可能な限り遅らせた方が得策と見ているのですが、その間にバランス感覚が鈍っても困るので当面の繋ぎとしてキックスケーター(「キックボード」という呼び名は登録商標なのだそう)を購入することにしました。
といっても近くの公園で子供達がキックスケーターに興じているのを度々見かける程度で予備知識は皆無に等しいので、ネットや実店舗を見て回るなどして情報収集したところ「JD Razor」なるブランドが有名どころのよう。
そのラインナップは前輪ブレーキの有無やタイヤの径の違いなどバリエーション豊富でどれを選べばいいのか悩みましたが、熟考の末『JD RAZOR MS-205R-B』を注文。子供の誕生日に合わせて無事到着しました。
オールブラックの格好良いキックボード
黒いボディが特徴的な『JD RAZOR MS-205R-B』。本体は折り畳まれグリップ部も取り外した状態でパッケージに収納されており想像以上にコンパクトです。
JD RAZORシリーズはアルミとスチールの質感を活かした無塗装のモデルが基本のようですが、表面が結構腐食(錆び)しやすいようで表面が茶色くなったものを結構見かけていたので今回は黒く塗装されたこちらを選んだ次第。
本体重量は公称2.8kg。同社のキックスケーターの中では軽い部類に属しており、小さな子供でも無理なく持ち運べます。折りたためば場所もとらないので、普段は玄関内に保管するようにしておけば盗難の心配もなく安心です。
タイヤは透明なウレタン樹脂製で前輪が5インチ、後輪は4インチ。
前輪にはLEDが埋め込まれていてタイヤが回転することにより赤・青・緑に点灯します。
最近のキックスケーターには泥除け部分を踏み込むことで車輪を止める後輪ブレーキがほぼ標準で備わっていますが、使用には慣れが必要なうえ蹴り足で踏むことを前提としているため加速中はすぐに止まれないことが予想されるので別途前輪ブレーキを備えたモデルの方が安心。
JD RAZORシリーズの前輪ブレーキは自転車と同じ右手レバー式で違和感なく扱えます。
ちなみにハンドルを一番下まで下げた状態では固いブレーキワイヤーが邪魔をしてグリップが取り付けられないので、グリップを着脱する際は先にハンドルの高さを調整すると良いでしょう。
デッキ部。中央に貼られたJDRazorのロゴはザラザラしており滑り止めを兼ねています。
結構華奢には見えますが同モデルの耐荷重は90kg。大人も普通に乗ることが出来るスペックです。
さっそく乗ってみる
子供と共に翌日近所の公園で実践デビュー。
うちの子はそれほど運動神経が良い方ではないので慣れるまでに少し時間がかかるかも…と心配していましたが、5分もすると普通に乗りこなしてました。
わたしも少しだけ試してみましたが、自転車に乗れる程度のバランス感覚があれば誰でも手軽に楽しめそう。
ただ、最近の公園は何かと制限が多くキックスケーターも持ち込みや使用が禁止されているところも多い模様。また、公道での使用もグレーなところが多く悩ましいところですが、ルールやマナーはしっかり守って安全に楽しめるよう気を付けましょう。