象印の電気ケトル『CK-KA10』に買い替え。使い勝手は旧モデルから退化。

象印 電気ケトル 1.0L ペールホワイト CK-KA10-WM「家電が壊れる時は一斉に壊れる」とは言い得て妙。つい先日洗濯機が壊れて買い替えたばかりというのに、今度は2021年から使っていた電気ケトル『CK-AX10』がウンともスンとも言わなくなってしまいました。

我が家は電気ケトルの使用率がかなり高いので購入から約4年での故障は正直よく持った方。こういう事態も見据えて5年の長期保証に加入していたはず…だったのですが、保証書を誤って廃棄してしまった模様(涙)。やむを得ず買い替えとあいなりました。

電気ケトルは長らく象印の製品を愛用し続けているので、今回も同社のナインナップの中から昨年発売された新モデル『CK-KA10』をチョイス。

象印 CK-KA10

今回は保証書を廃棄・紛失して困ることがないよう、オンラインで保証を管理可能な大手ネット通販サイトで購入しました。

デザイン刷新、機能はやや退化

寸胴なデザインだったCK-AX10に対し、新しいCK-KA10は底部が幅広で安定感のあるデザインに変更。外装の樹脂素材も質感が大幅に向上、高級感を醸し出しています。

CK-AX10とCK-KA10

安全設計については従来モデルを踏襲。ただし、本製品も蒸気レスを謳っておきながら湯沸しの完了直前には普通に蒸気が噴出。前モデルではそんなことなかったのにな…。

機能面ではほこりの混入を防ぐ新方式の注ぎ口や側面の水量窓などの採用が目を引く一方、ハンドドリップモードが省略されたり、湯こぼれ防止のためのロック機構がレバー式からボタン式へと退化してしまった側面も。この辺りはデザイン上の制約やコストダウンによる弊害なのかもしれませんが、次期モデルではなんとか復活させて欲しいところです。

そのほか、購入に際し気になっていたのは水量窓の設置に伴い旧モデルでは全体がステンレスだった内容器が、新モデルでは樹脂素材を多用するようになった点。これによりT-falの電気ケトルのように樹脂が熱せられた際に生じる匂いがお湯に移ってしまうことを心配していましたが、実際に使ってみるとほとんど気にならないレベルだったのでこの点は一安心。

湯沸かし時に本体を載せる電源プレートも本体のデザイン刷新に伴って形状が微妙に変化しており、既存の電源プレートとの互換性はなくなっているようです。

CK-KA10の電源プレート

こちらも本体と同様にプラスチッキーさが排除され質感が大幅に向上している点は評価できます。

まとめ

見た目に格段の進歩を遂げた象印の次世代電気ケトル『CK-KA10』。

同社の電気ケトルの愛用者として正直に言わせてもらうと、使い勝手に関しては旧モデルから二歩も三歩も後退した感が否めずだいぶ不満の残る内容と言わざるを得ませんが、こうした意見を受け止めて頂いて次期モデルでは大幅な改善が図られることを期待します。

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