期待外れだったアイリスオーヤマのサーキュレーター

アイリスオーヤマ 静音サーキュレーター 固定 CFA-181 ~14畳新居で迎えるはじめての夏。

設計にあたりプロデューサーさんが夏の熱さ対策に殊更気を配ってくれていたおかげで、以前暮らしていたアパートで散々苦しめられた耐え難いまでの暑さからは解放されましたが、さすがに猛暑日に1日窓を閉めきったまま外出すると2階に相応の熱気が篭ってしまいます。また、先日明けたとはいえ梅雨の間は湿気や空気の滞留が気になっていたりもしたのでそうした事象への対策としてサーキュレータを導入することにしました。

サーキュレータを購入するのは今回が初めてということもありネットで評判の良いZEPEAL(ゼピール)の『DKS-20』に目をつけていたのですが、実物があまりに安っぽかったので急遽予定を変更。他に良さ気なものはないかと売り場を見てまわり、丸っこくて可愛らしい外観に惹かれアイリスオーヤマ『CFA-181』を購入しました。


商品を見に行ったヨドバシ博多は近くにコンセントがなく実際に動かして確認することが出来ませんでしたが、この機種は18cmの大径の羽を採用していることによる十分な風量と風切り音の静かさがウリのよう。なお、同製品には左右首振り機能のついた『CFA-182』やタイマー機能付きの『CFA-183』、更にはリモコンを備えた『CFA-184』や上下にも首振り出来る『CFA-185』…など少しずつ機能が異なるバリエーションモデルが乱立。頭数を増やして無理矢理差別化を図ることで上位機種の価格を釣り上げんとするメーカーの歪んだ思惑がどうにも鼻についたので今回はささやかな抵抗として一番シンプルなモデルをチョイス。風量や静音性などの基本性能は下位モデルから上位モデルまで一律なので支障はありません。

140725_CFA-181

帰宅後開放した窓に向けて最大風量で動かしてみると家の中に篭った熱気が徐々に解消されていく感じは確かにありますが、ZEPEALよりも一回り大きな本体サイズから期待していたほどの風量はありません。パッケージには14畳まで対応と大々的に謳っていますが、風量最大で6畳の部屋の端から端の距離でかろうじて風を感じれる程度。「14畳」なんて数字どこから出てきた!?

動作音については風量中や強での風切り音はほとんど気になりません…というより、振動音の方が激しくて風切り音どころではありません(苦笑)。「静音モード」(風量弱)だと随分静かになりますが、この状態では動いているのかどうか分からないほどの風量しかなく何の意味もありません。これならUSB接続の卓上扇風機の方がよっぽど効果的で消費電力も少なくて済もうというもの。

う~ん、やはりこの手の商品は店頭で実際に動かしてじっくり確認したうえで購入しないとダメですね。期待が大きかっただけに評価は100満点中10点。出来ることなら返品したいくらいです…。

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