専用無線LANカード『SC-40NE2』利用による光回線用HGW『PR-500KI』の無線LANアクセスポイントの不安定さに加え、密集した住宅地ならではの電波混雑でチャネルに空きがないこともあり我が家の無線LAN環境は決して恵まれたものではありません。このため『Nexus Player』でPlayムービーの映画を観たりスマホからキャストした「プライム・ビデオ」を楽しむ際、開始までに時間がかかったり途中で途切れたりすることがありストレスを感じていたのでNexus Playerを有線LAN接続して通信の安定を図ることにしました。
Nexus PlayerはOTG変換ケーブルを介してUSB接続の有線LANアダプターを利用することが出来ますが、現行Androidが標準対応しているチップを積んだ機器を選ぶのが無難。具体的にはASIXの「AX88772」や「AX88179」、Realtekの「RTL8153」あたりになりますが、ASIXは発熱が大きく不安定という情報を耳にしたので今回はRealtekを採用したAnkerの『ユニボディ アルミニウム USB 3.0 to RJ45 ギガビットイーサネットアダプタ(AK-A7611011)』を購入。
Ankerと聞いてもピンと来ない方のために簡単に説明しておくと…同社は元Google社員が起ち上げたベンチャーで中国に籍を置きながらもその品質とコストパフォーマンスの高さで欧米を中心に人気を博し、一躍急成長を遂げたモバイル周辺機器メーカー。
放熱にも大きく寄与するものと思われるデザイン性の高いアルミボディを採用し、さらに18ヶ月保証まで付いてAmazon.co.jpのタイムセールで1,599円。同種の製品は日本のメーカーも色々リリースしてますが、Ankerの足下にも及ばない感じですね…。
これを別途用意しておいたiBUFFALOのOTGケーブル『BSMPC11C01BK』を用いて有線LANアダプターを繋ぎ、Nexus Playerを起ち上げると既に認識完了が完了した状態。
ホーム画面最下部に表示されていた無線LANの接続状況のアイコンが有線LAN接続を示す両矢印の記号に変わっています。
さっそく動画を視聴してみましたが、再生が始まる前のバッファも一瞬で途中止まることも無く快適そのもの!!2時間強の映画をストリーミング視聴してもアダプターはほんのり暖かくなる程度で動きが不安定になる気配もなし。時間のかかるアプリのダウンロードもあっという間です。
無線LANしか利用出来ない環境であれば致し方ありませんが、そうでなければ有線化を是非お試しあれ!