新レンズ『AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR』の購入でもうひと頑張りを期待している『Nikon D300S』ですが、最近撮影したものを現像すべくモニター表示したところ軒並みピントがあっていないことに気がつきました。
カメラ背面の小さな液晶画面では気が付かなかったのですが、パソコン上で見ると思いっきり後ピン。絞って撮影した分は見れなくもないですが、開放で撮った分は被写体の輪郭がボケボケで使い物にならず…。なんてこったい!
先日ドナドナしたレンズ『AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR』が原因かと思いましたが、『Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II』で撮影した画像にも同様の症状が見られることからD300S側の問題と判断。画像を遡っていくとラバーグリップ交換とフィルタ清掃のため10月後半にピックアップサービスでニコンへ修理に出した後から症状が出ていたようで…配送時の衝撃でおかしくなったんかなぁ(涙)。
D300Sでは本体設定で「AF微調整」が可能なのでこれで対応出来ないものかと頑張ってみたのですが、テレ端とワイド端でズレの度合いが違っていて一律の設定ではカバー出来そうになかったので再度メーカー送り決定。返送時の取扱いには十分注意してもらうよう特記したうえでピックアップサービスに再送。
途中、年末年始の休業期間を挟んだこともあり手元に戻ってくるまでに半月以上要したものの無事帰還。ついでにお願いしておいたAE(自動露出)のチェックとフィルター清掃まで含めて費用は3,694円(税込)でした。
オートフォーカスはしっかり改善されていることを確認。胸を張って「ジャスピン!」というには若干物足りない感じもしますが、元々こんな感じだったのでD300Sの解像力ではこれが限界なのかもしれません。
一方、納品書では「特に不具合は確認できませんでした」とされていたAEですが、アンダー傾向が強すぎて常時+1/3段は露出補正をかけておかないといけなかったのが補正無しでほぼ適正に近い状態を保てるようになっていました。
『Nikon D500』の登場でDXプラットフォームのフラッグシップの座を譲ったD300S。メーカーの補修部品保持期限も迫っているのでそろそろ限界の感は否めません。連写速度など機動力は未だトップレベルなので手離すつもりは毛頭ありませんが、画質重視の撮影用に『Nikon D7200』あたりを買い足そうかな…。