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Nikon D500の定期メンテナンス その2

コロナ禍で一時期撮影機会が減った愛用の『Nikon D500』ですが、前回の点検から5年近く経過しようとしていることに加えセンサーの汚れの映り込みも気になっていたので久しぶりにメーカーによる定期メンテナンスを実施。

センサー、ファインダー、外観のクリーニングに加えてシャッターやピント、露出、AF精度などの点検・調整を含む通常の「定期メンテナンス」に加えて、今回はグリップ部などのゴム交換を含む「ゴム交換オプション」も併せて依頼。グリップ部のゴムは急ぎ交換が必要なほど劣化していたわけではありませんが、既に販売終了している機種だけに補修用部品の在庫状況次第では後々の交換が難しくなることが多分に考えられるため早めに手を打っておいた次第です。(補修用部品の早期弾切れはニコンあるあるです…)

Nikon D500の定期メンテナンス

点検結果を記したチェックシートによると僅かに後ピン気味になっていたものを調整した以外は特に指摘なし。今後も安心して使用していけそうです。世はミラーレス全盛ですが、今後もバリバリ働いてもらいます!

普段使いカメラの最適解!ニコンの最新ミラーレス『Z 30』レビュー

ニコン ミラーレス一眼 Z30 16-50 VR レンズキット Zマウント APS-C 動画 Vlog 手振れ補正 NikonAPS-Cフォーマットを採用したニコンの最新ミラーレスカメラ『Nikon Z 30』を入手したのでレポートしておくことにします。

今回、Z 30を購入するに至った一番の理由はサブカメラの機材更新。ここ数年、嵩張る一眼レフの携行が難しいシーンでは『Nikon マウントアダプター FT1』を介してFマウントレンズを組み合わせた『Nikon 1 J5』を使用していましたが、J5の1インチセンサーでは暗所ノイズが許容限界を超えることも少なくありませんでしたし、それを画像処理エンジンが補った結果人の顔がかつてニュースを騒がせた復元に失敗したスペインの壁画みたいな仕上がりになってしまうことも多々…。

また、子供の学校行事やピアノの発表会での動画を撮影する際には発熱やバッファの都合上、HD(1080/60p)画質でも最長記録時間が10分程度しかないことも買い替えを検討するに至った一因です。

とはいえ、写真も動画もソツなくこなせる器用なカメラとなると昨今ニコンがソニーなどに後塵を拝していた分野。期待していたNikon 1は後継開発が終了、ほかに代替となるラインナップも存在しない以上ニコン党としては指をくわえて他社の動向を見ているしかなかったのですが、春先のフィールドテストで手にした未発表の新型機にその穴を埋める存在としての期待を感じて正式発表を待つこと数か月…それこそがこの『Z 30』なのですっ!

Nikon Z 30 パッケージ

6月の発表直後に予約をしていたものの出張のため受取りが遅くなってしまいましたが、いつもの通り記念撮影がてら軽く開封の儀やっておきます。

サンディスク Extreme SDXC カード

【 サンディスク 正規品 】 SDカード 128GB SDXC Class10 UHS-I U3 V30 SanDisk Extreme SDSDXV5-128G-GHENN エコパッケージXQDカードとSDカードのデュアルスロット構成の愛機『Nikon D500』ですが、わたしはXQDカードをメインで使用しているためSDカード側はファームウェア更新時を除きこれまで使用されることはありませんでした。

ところが先日、うっかりXQDカードを戻し忘れたままカメラを持ち出してしまい、スロットカバー代わりに入れっぱなしにしていたSDカードに救われた…という事案が発生。今後もこうしたケースが無いとはいえず、こうした際にSDカードも機能しなくなっていては目も当てられないので予防保全を兼ねて新しいSDカード『SanDisk Extreme SDXC 128GB (SDSDXV5-128G-GHENN)』に交換しておきました。

より高速なUHS-II規格のSDカードという選択肢もありましたが、XQDのバックアップ用途が主な目的なので安定性を重視してUHS-Iをチョイス。といっても、日常使いうる程度の連写には耐えうる書き込み速度は担保されているので何ら問題はありません。(ベンチマークは後半で)

今回入手したのは国内正規品。以前ほど並行輸入品との価格差は大きくありませんし、永年保証も効くので安心です。

ニコン「SnapBridge」がNikon 1 J5に対応!

Nikon マウントアダプター FT1』を介してFマウントレンズを使いまわせることから、今なおサブカメラとして重宝している『Nikon 1 J5』。

同機はスマホ用純正アプリ「Wireless Mobile Utility」(wmu)と連携して画像の転送や時刻の同期、位置情報の付加などを行うことが出来ますが、wmuの後継としてリリースされた「SnapBridge」には非対応。このため『Nikon D500』と併用する際は両アプリを使い分ける必要があり少々面倒な思いをしていました。

wmuは3年近くバージョンアップも行われていないことからAndroidのバージョンアップに伴う制限等で突如使用不可になる危険も孕んでいたのですが、SnapBridgeに神アップデートが降臨。Nikon 1 J5を含むwmu世代のカメラが一部サポート対象となりました!

ストロボ撮影の幅を広げる『Nikon TTLコード SC-28』

Nikon TTLコード SC-282011年に購入したニコンのスピードライト『SB-700』を駆使して以前はワイヤレスライティングを駆使した撮影によくチャレンジしていたのですが、後にカメラを内蔵フラッシュを持たない『Nikon D500』に変えたことでコマンダー発光が使えなくなりSB-700をリモートで操作することが出来なくなってしまいました。

勿論、SB-700をD500のアクセサリーシューに装着して使用することは出来るのですが、正面からの発光しか出来ないのでは写真に深みが出ません。別途『Nikon ワイヤレス スピードライト コマンダー SU-800』などを用意すれば以前と同様のことは可能になりますが、ニコンのアドバンストワイヤレスライティングが光制御から電波制御に切り替わろうとしているこのタイミングで旧方式へ大枚叩くのもなぁ…ということで代わりにカメラとスピードライトを離してTTL自動調光を使うための『Nikon TTLコード SC-28』を購入。

Nikon TTLコード SC-28

ワイヤレスではなくなってしまいますがこれならスピードライトを見えない位置に設置しても確実に動作しますし、そもそもわたしのように使う頻度や場所が限られている人ならケーブルの煩わしさも大きな問題にはならないでしょう。

超広角ズーム『AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR』を購入

Nikon 広角ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用新年あけましておめでとうございます。

例年年末には一年の物欲の成果を総ざらいする「買ってよかったもの」な記事を書いていたのですが、2019年は年末ギリギリまで仕事に追われたため敢え無く時間切れ。今年は公私共もう少し余裕のある一年にしたいものです。

で。昨年、仕事絡みで資格取得やら何やらと頑張った自分へのプチご褒美として年明け早々にニコンの『AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR』を購入しました。

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

カメラ歴はそこそこ長いにも関わらずこの手の超広角レンズを所有するのは今回がはじめて。風景写真を撮る際などに標準ズームレンズの広角側の画角に物足りなさを感じることは少なくありませんでしたが、望遠に比べると広角の優先順位はどうしても低くなりがち。それにDXフォーマット用超広角ズームの定番として長く君臨してきた『AF-S DX NIKKOR 10-24mm/f/3.5-4.5G ED』は発売から随分と時間が経過して設計の古さが否めなくなっていましたし、10万円近い価格も購入を躊躇する一因となっていました。

そんな折、ステッピングモーターを採用したAF-Pレンズで実売3万円弱と手ごろな価格ながら約3.5段分の手ブレ補正機能を搭載したAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRが登場。当初は描画性能も値段なりだろうと思って見向きもしなかったのですが、来月予定している北海道遠征(半分仕事・半分遊び)に向け「いい加減に広角レンズを…」と思いあらためて調べてみると思いのほか評価する声が多かったことからこのタイミングでの入手となりました。

ようやく手にした超広角レンズ。その実力やいかに!?