NASのストレージ容量拡張に伴い使わなくなった3.5インチハードディスクが手元に数台余っているので欲しい人に譲るなどして処分したいのですが、個人情報を抜かれでもすると困るので手放す前にディスク内を完全消去しておかなければなりません。
2.5インチHDDであれば手元のUSB-SATA変換アダプタで簡単に繋げられますが、3.5インチHDDを動作させるには別途電源を供給出来る環境が必要。そこで手頃な値段でHDDの交換も手楽に行える『ORICO USB3.0 HDDスタンド (6619US3-V1)』を新たに調達。頻繁に使うことはないのでしょうが、今後も不要なハードディスクは不定期に発生し続けるので無駄にはならないでしょう。
パッケージはAnkerなどでもお馴染みの至極シンプルなもの。
中身を確認。
HDDスタンド本体のほか同梱品はACアダプタ、USBケーブルと簡易マニュアル。
背面も至ってシンプル。本体側接続はUSB 3.0 Type-Bです。
HDDは2.5インチと3.5インチに両対応。SATA接続であればSSD等も利用可能なようです。
さっそくPCに繋ぎ、転がっていたHDDを挿して電源ON。通常のUSB接続HDDと同じように苦もなく認識されます。
cipherコマンドを叩くとアクセスランプが紫というかピンクというか…若干微妙な色で明滅を開始。
今回購入したHDDスタンドはUASPに対応しており高速転送も可能ですが、古いハードディスクだとそもそもの動きも緩慢でどうしようもなく。結局終了までに丸一日かかりましたが一応問題なく完走。
HDDが剥き出しなスタンド形状ゆえ、稼働中に誤って抜いてしまったり基板に触れてショート…なんてことも起こりうるので常用には不向きですが、裸のHDDを扱う機会の多い人にとってはこのうえなく便利アイテムだと思います。